- クルマなし・日帰りで行ける山をお探しの方
- ひとりで気軽に行ける山をお探しの方
- 東京近郊にお住まいの方
武甲山について
- 池袋から電車で約2時間
- 整備された登山道で初心者にもやさしい山
- 下山後は駅直結の温泉で汗を流せる
武甲山は埼玉県秩父市と横瀬町の境にある標高1,304mの山。
山頂からは秩父盆地を一望できます。
山は採掘によって石灰岩が削り出され、元々の姿から変わってしまっているのが印象的。
山頂までは急な坂もありますが、登山道が整備されています。
初心者でも歩きやすい山です。
いくつか登山ルートがあり、「浦山口駅~武甲山~横瀬駅」だと歩行距離は14.5km。
体力増強にも最適です。
※歩行距離はアプリで計測した値です。多少の誤差があります。
アクセス
秩父のシンボルとされる武甲山は、池袋駅から直線距離で約60kmの所にあります。
武甲山の麓にある駅は、山の西側「浦山口駅」か北側の「横瀬駅」の2つ。
池袋からの場合、まずは西武線で西武秩父駅まで。
そのあと徒歩で秩父鉄道・秩父駅に移動して乗り換えます。
そこから浦山口駅か横瀬駅に行きます。
山頂まで行って、登りやすいと感じたのは浦山口駅からのルート。
「浦山口駅~武甲山の往復」もしくは、
「浦山口駅~武甲山~横瀬駅」
このルートが登りやすいです。
横瀬駅からの場合、登山口までが徒歩で約6km。
舗装された道路を延々と歩き、登山口に着くまでが疲れます。
池袋から西武秩父駅までは特急を使うと約80分で行けます。
2019年にできた特急ラビューを利用するのがおすすめです。
大きな窓は眺めが良くて座席も快適。
座席にはコンセントも付いています。
西武鉄道のチケットレスサービス「Smooz」を使うと、スマホで予約できて便利です。
登山シーズン
一年中OKです。
登りやすいのは春か秋の涼しい時期。
夏に行く場合は暑いので、水を多めに。
コースタイム
浦山口~山頂~横瀬駅ルートの場合
浦山口駅~山頂: 約1時間30分(5.4km)
山頂~横瀬駅: 約2時間10分(9.1km)
合計: 約3時間40分(14.5km)
秩父駅(秩父鉄道)より3駅目の浦山口駅。
ここからスタートとなります。
浦山口駅からしばらくは、橋立川沿いのゆるやかな道が続きます。
写真の右に移っているのが橋立川。
この先から急な登りになってきます。
コース途中の長者屋敷ノ頭あたり。
浦山口駅からは4.4km歩いたところ。
夏場だったため熱気でカメラが曇りぎみ。
この先も約300mの登りが続きます。
武甲山の頂上。標高1,304m。
GPSアプリの計測で歩行距離約5.4km、高低差は約1,060m。
体力増強にいいですね。
山頂では秩父盆地を一望できます。
山頂からは横瀬駅方面に下山。(表参道コース)
写真は登山道を終えたところの「一の鳥居駐車場」です。
ここから約6kmの舗装された道を歩きます。
駐車場から横瀬駅へ向かう途中にある石灰工業。
石灰岩採掘のため山が切り取られています。
一の鳥居駐車場から1時間30分ほど歩いてようやく横瀬駅が見えてきます。
武甲山の登山道よりこちらの方が疲れました。
横瀬駅から登る場合
一の鳥居駐車場にあるマップ。
この駐車場から登山道がスタートします。
表参道コースで頂上まで約2時間10分。
駅から駐車場までが約1時間30分。
頂上まで合計で約3時間40分歩きます。
必要な物
- リュック(20L程度)
- 登山靴 or スニーカー
- 着替え
- 水
- タオル
- 雨具(念のため)
スニーカーでも登れますが、汚れるので帰り用と分けた方が良いです。
基本的に着替えと水があれば行けます。
日帰り温泉「祭の湯」
下山後は西武秩父駅直結の「祭の湯」で汗を流せます。
山歩き後の疲れた身体に温泉は最高ですね。
食事処やお土産屋もあります。
また、仮眠室で泊まることもできます。
(※2022年9月時点では宿泊休止になっています。)
(電車代は池袋~西武秩父の往復料金)
最後に
東京からも気軽に行ける埼玉県の秩父。
週末にちょっと秩父まで出かけてみるのもいいですね。
気が向いた時にぜひ行ってみて下さい。
リフレッシュできますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。