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- リスニングを何度聞いても分からない方
- リスニングを聞き流しで勉強している方
- 読めば分かる英文もリスニングになると分からない方
英語のリスニングって難しいですよね。
日本語とはちがったリズムや発音。
リーディングなら何回も読み返すことができますが、リスニングは実際の会話で何回も聞き返すわけにもいきません。
会話スピードが速いと単語さえも聞き取れない、聞き取れても意味を理解するのに時間がかかる。
そこで、リスニングを勉強するもなかなかできるようにならない。どう学習していいか分からない。
そんなリスニング勉強でお悩みの方に、リスニング力アップに効果のあるオーバーラッピングをご紹介します。
僕もオーバーラッピングをするようになってからだんだん英語が聞き取れるようになってきました。
ご参考になれば幸いです。
なお、僕が使っている学習ツールはVR英会話。
スマート・チューターでオーバーラッピングを練習しつつ、AIとの英会話で勉強しています。
苦手なリスニングを克服するにはオーバーラッピングが最適
- お手本の音声と同時に英文テキストを読み上げるオーバーラッピング
- リスニング、リーディング、スピーキングの各スキルが向上
オーバーラッピングは、英文テキストを読みながらお手本の音声と同時に自分の声を重ねて発音する学習方法。
音読＋お手本の音声 ですね。
お手本と自分の声を合わせることで、英語の音やリズムを体感し、聞き取りの精度を高めることができます。
この練習を繰り返すことで、リスニングだけでなくスピーキング力（発音）もよくなります。
以下に、オーバーラッピングの効果についてご説明します。
オーバーラッピングの効果
- リスニング力が上がる
- リーディング力が上がる
- スピーキング力（発音）が上がる
オーバーラッピングによってリスニング、リーディング、スピーキングの各スキルをバランスよく鍛えることができます。
リスニング力が上がる
お手本の音声に合わせるように真似するので英語特有のリズムや発音に慣れます。
自分の発音がお手本と同じになるよう修正されると、単語やフレーズも聞き取りやすくなります。
また、お手本と同じ早いスピードにもついていけるようになります。オーバーラッピングを繰り返すことで英文の意味を和訳せず、英語のまま理解できるるようになります。
リーディング速度が上がる
目で追う速度と口で発声する速度が一致するようになるので、リーディングスキルが自然と向上します。
分からない単語も事前に調べるため語彙力アップにもつながります。
スピーキング力（発音）が上がる
お手本の音声を聞きながら、同じように話す練習をするため正しい発音が身に付きます。
初めは舌が回らなくてうまく言えませんが、練習するうちにリズム良くはっきり言えるようになります。
オーバーラッピングのやり方、練習回数
- 英文の意味を理解しておく。
- 英文テキストを見ながらまずは音声を聞く
- お手本の音声に合わせて英文テキストを読み上げる
英文の意味が理解できるよう分からない単語は調べる必要があります。
それからオーバーラッピングを始めます。
オーバーラッピングをするうえで特に大切なのがリズム。
これをお手本と同じようにすることでスムーズに言えるようになります。
最初はフレーズ全てをお手本と合わせるのは難しいです。
単語の発音がはっきり言えなくても、リズムに合わせてまずはそのフレーズを言います。
リズムに慣れてくると今度は発音に意識を向けられるようになります。
さらに練習を続けると発音にも慣れて、自分が言うフレーズと英文の意味とのリンクに意識が向くようになります。
最初のうちは通常の音声スピードについていけないかもしれません。
その場合はスピードを遅くして練習し、言えるようになったら通常のスピードに戻します。
- スラスラ言えるようになるまで。
- 短いフレーズなら数十回。
- 長いフレーズなら100回以上必要なこともある。
練習回数は何回というより、自分がしっかり言えるようになるまでひたすら繰り返し。
フレーズにもよりますが、数十回くらいは必要な感じです。
長いフレーズだと100回以上練習することもあります。
1日では言えなくても何日か繰り返すことで言えるようになっていきます。
繰り返し行っていくとスラスラ言えるようになるのと同時に、英文の意味も瞬間的に分かるようになります。
難しすぎる教材を選ばないこと。
はじめは少しカンタンなものからでいい。
リスニングは聞き流しじゃダメなのか
英語を聞いてある程度分かるなら聞き流しの効果あり
単語が聞き取れないならオーバーラッピングの方が効果的
聞き流しはすでにリスニング力がある方向き。
ある程度内容が分かるものを聞いて、さらにリスニング力を高めるなら効果を発揮します。
ですが、知らないフレーズをいくら聞いても呪文のようにしか聞こえず、いつまで経っても分からないまま。
全く内容が分からない状態で英語のテレビや映画を聞き流しても分かるようにはなりません。
初心者は聞き流しよりオーバーラッピングに時間を使った方が効率的です。
まちがいなくリスニング力がアップします。
海外移住すれば英語を聞く回数が増えて自然に覚えられると当時の僕は思っていましたが、実際は違いました。
分からないフレーズは調べたり勉強しなければいくら聞いても分からないままです。
聞き流しすれば効果があると思いこみ、時間をムダにしてしまいました。
まとめ
「リスニングが苦手」、「聞いても何を言っているのか分からない」という方は、オーバーラッピングでの練習をおすすめします。
最初は声に出して読むこと自体思ったようにできないかもしれません。
それでも練習を重ねることでスラスラ言えるようになっていきます。
自分で言えるようになったフレーズははっきりと聞こえるようになります。
毎日練習すれば、リスニング力の向上を実感できるオーバーラッピング。
リスニング力が上がると英語学習も楽しくなってきます。
リスニングでお悩みの方はぜひオーバーラッピングをお試しください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
