- 英語を勉強してるのに成果が出ないという方
- 英会話を始めて6ヶ月以内の方
この記事は、まだ英語学習中の僕が6ヶ月間英会話の練習を続けて、ようやく成長が感じ始められるようになったので書いています。
まだまだ自由に英語を話せるわけではありませんが、英語を使った仕事を少しずつ受注できるようになりました。
最近はVR英会話で学習していて成果が出始めています。
この記事の内容は、英語学習の中上級者にとっては当たり前に感じることかもしれません。
なので読み飛ばして頂くか、「そんな時期もあったかなぁ」くらいの気持ちで読んで頂ければと思います。
過去の自分と同じように成果が出なくて不安やつらい気持ちをお持ちの方のご参考になれば幸いです。
これまでどのくらい英語を勉強しましたか?
「毎日勉強してるのになかなか成果が出ない、ツラい」
「いつになったら英語ができるようになるのか先が見えない」
過去の自分はそんな不安を感じながら勉強していました。
仕事が終わった後や、土日はカフェに行って勉強。だけど、たまに休む日もあったり、途中で挫折したりしてしばらく休むこともありました。
そんな感じで主にリーディングやリスニング勉強を続けていて、TOEICは600点台になったものの、話せる英語はカタコト。
思い返してみると、「毎日30分以上勉強する」として続けていましたが、合計時間にしてみれば数百時間がいいところ。
あなたはこれまでどのくらい英語を勉強しましたか?
そして、英語を習得するのにどのくらいの時間が必要かご存知ですか?
僕はそれを知らないまま勉強した気になって、成果が出ないとへこんだり、勉強が続かなかった時期がありました。
学習時間の現実:どのくらい勉強すればいい?
英語習得に必要な時間数:最短 2,200 時間
一般的に、英語学習に必要な時間数は最短でも2,200時間と言われています。
英語と日本語はかけ離れた言語。そのため、習得にはとても時間がかかります。
英語のネイティブスピーカーが日本語を習得するのに必要な時間が約2,200時間。
その逆で日本人が英語を習得するのに必要な時間も約2,200時間とされています。
参考サイト(英語):https://www.state.gov/foreign-language-training/
高校卒業までに英語を教わるのが1,000時間ほど。
英語を習得するためには、そこからさらに1,000時間以上の勉強が必要です。
毎日30分の勉強をしたとして、1年間(365日)で182.5時間です。
1,000時間に到達するまでに5~6年は勉強し続ける必要があります。
習得に必要な2,200時間は最短でということなので、勉強再開までに時間が空いていたり、中学英語から学び直すということになればもっと時間が必要になります。
1,000時間の学習に達していない状態で英語ができないと思っているのだとしたら、成果が出てないのではなく、そもそも学習時間が全然足りていない。ということになります。
「そうは言っても毎日勉強してるし。」という声が聞こえてきそうです。
でも、客観的に見ると考え方が変わるかもしれません。
たとえば、日本語を学んでいる外国人の方がいるとします。
毎日30分の勉強を3ヶ月続けました。(約15時間)
そして3ヶ月後、その外国人の方はこう言います。
「毎日勉強してるけど、全然日本語が話せるようにならないんだよね。」
それを聞いて、どう思いますか?
「いやいやいや、そのくらいじゃ日本語ペラペラにはならないでしょ。」
ってなると思います。
でも、本人は「めっちゃ勉強してるのに」と思っているわけです。
そして、学習しても成果が出ないと落ち込んでいます。
自分自身、今まで勉強したつもりになっていましたが、客観的にみて勉強時間が全く足りていないことに気付きました。
そういうわけで1日2時間のVR英会話を勉強することにしました。
まだ、VR英会話の学習を始めて6ヶ月ほどなので360時間くらいですが、1日2時間の勉強を続けていると、150時間を超えたあたりから少しずつ変化を感じるようになりました。
1,000時間まではまだ遠く、実際話せる英語もそれほどではありません。
ですが、「1,000時間勉強すれば話せるようになるかも」と感じるのが3ヶ月目あたりからです。
今は学習に対する不安はなくなり、淡々と学習を続けています。
英語学習は初期が一番つらい
どの学習方法にしても英語学習の開始当初はとにかく大変で疲れます。
知らない単語が多くて読めない、リスニングを聞いても分からないことが多く、少し勉強しただけで頭が疲れます。
さらに急成長したという実感があるわけでもありません。
なので、学習を始めてから2ヶ月くらいは習慣化させる時期だと思って勉強した方が良いように感じます。
最初から長時間の勉強を続けられる方は、留学並みに1日8-10時間などガッツリ勉強して短期間で英語習得した方がいいかもしれません。
ですが、そうでない方は習慣化させてから徐々に勉強時間を増やしていった方が挫折せずにすみます。
学習を続けることで不安やつらい気持ちがなくなる
必要な学習時間が分かったうえで勉強していても、やはり最初のうちは本当にできるようになるのか不安があります。
ですが、ある程度続けていると不安がなくなってきます。
僕の場合、ある時から急に英語が分かるようになったということは経験していません。
(まだ勉強時間が足りないだけかもしれません。)
「昨日より少しだけ分かるようになった」というのが連続していく感じです。
特に最初の頃はそれすらも感じない時期があります。
ですが、その小さな変化が少しずつ積み重なっていくと、このまま続ければ英語を話せるようになりそうという気持ちになってきます。
そうなると不安やつらい気持ちもなくなります。
そして、そのあたりから英語フレーズを覚えるスピードも少しずつ早くなっていきます。
あとは1,000時間まで学習した時点で、英語が話せるようになったかどうかをお伝えできればと思います。
まとめ
英語習得には自分が思っている以上に時間がかかります。
そして、その必要な学習時間をあらかじめ知ることで挫折せずにすみます。
あらゆる学習方法を使って効率良く学ぶことはできても、裏ワザを使ってわずかな時間で英語を習得するということが残念ながらできません。
必要な勉強時間を確保すること。
地味ですが、英語習得には結局これしかないと思います。
日本で暮らしていれば英語がなくても生活できるので、この先も英語が必須になるわけではありません。
ですが、より楽しい人生にしたい、活躍の場を広げたいということであれば、それだけの時間を使って英語を勉強しても損はないはず。
お互い英語をマスターして楽しい人生にしたいですね。
「あの時、英語学習をしておいて良かった」とお互いに言い合えるのを願っています。
それではまた。
最後まで読んで頂きありがとうございました。