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インド北西部、パキスタンとの国境にある町アムリトサル。
その国境「ワーガ」で毎夕行われる閉門式(フラッグセレモニー)。
(言い方はワガとも)
これがもう、とにかく熱気がスゴイんです。
特にインド側の人の多さと大変な盛り上がり。
お互いが自分の国を鼓舞しあって、もうお祭り状態。
インドとパキスタンって関係が悪く、国境付近に近づくのは危険と言われますが、
ここではそんなことを感じさせません。
そんなこの町の「ワ-ガ」とあわせて、「黄金寺院」をご紹介します。
それとアムリトサルの町の様子も写真で少し。
インドの熱いエネルギーをもらいたい方はぜひアムリトサルに行ってみて下さい。
アムリトサルの位置
アムリトサルは首都デリーから北西約450kmに位置しています。
パンジャーブ州の中にある最大の都市で、人口約100万人の町。
夏は暑く冬は寒い地域。行く時期に合わせた服装が必要です。
デリーから飛行機で約1時間で行けます。
電車だと8時間で行けるので時間がある方はお好きな手段で。
インド国内の飛行機は出発時間や搭乗ゲートがコロコロ変わるので、時間には余裕を持った方がいいです。
しかもフライトキャンセルも多いので注意。
飛行機のチケットはスカイスキャナーで検索して比較できます。
治安情勢が変わることもあるので、
外務省の「海外安全ホームページ」でチェック。
パキスタンとの国境 ワーガ
・外国人がインドからパキスタンに渡ることができる唯一の国境。
・門が閉じるのは毎日夕方5時。その前に閉門式が行われ、見学無料。
・タクシーで行くのがおすすめ。(市街から約1時間)
この閉門式を見るため、インド国内からも大勢の人が集まってきます。
閉門式前に国境を渡っている外国人もけっこういました。
日本にはこのような国境がないので何だか新鮮な感じ。
観客席は、外国人用のエリアとインド人用で分かれていますが、
より熱気を感じたい方はインド人用の席へ。
受付で外国人側の席を案内してくれますが、どっちも行けますよ。
閉門式の数時間前にはガラガラだった席も、始まる頃には人で埋め尽くされ満席になります。
閉門式が始まると、特にインド側は大盛り上がり!
パキスタン側がおとなしく見えてしまうほど。
このお祭り騒ぎが毎日あるなんてさすがインド。
閉門式ではインド、パキスタン両国の軍人が交互に自国アピールします。
ドラムに合わせて行進したり、キレの良いパフォーマンスは見もの。
広い会場と人の多さもあって、観客が立ち上がったりすると見づらいんですが、大型のモニターでも様子が映し出されます。
閉門式は1時間半ほど。夕方5時に門が閉じられるまで行われます。
最後は国旗を下げ、門が閉ざされて終了。
これが毎日行われています。
ぜひ行って肌で感じてみて下さい。インドのパワーをもらえますよ。
黄金寺院(ゴールデンテンプル)
・寺院の中には24時間自由に入れて無料。
・入るための頭に巻く布も無料で借りれます。
・寺院内で寝泊まり可能。旅慣れた強者の方はぜひ。
アムリトサルはシーク教の聖地となっています。
ここにはとてもきれいな黄金寺院があります。
現地の呼び方ではハリマンディル・サーヒブ。
夜になるとライトアップで輝きが増しとてもキレイ!
寺院の中には24時間自由に入れます。
入り口でオレンジ色の布を頭にかぶり、靴を預けて中へ。
布は寺院のところで無料で配られています。
寺院に入る前に町の中を歩いていると商売人が勝手に頭に巻いてきて、お金を要求してきます。
大した金額ではないですが、不要なので断って大丈夫です。
寺院の中は裸足で歩きますが、大理石の床になっていてキレイ。
水も自由に飲める場所があり、行けば受付けの人が出してくれます。
また、食堂もあり無料で配給されています。
寺院の中で自由に寝泊りすることもできます。
冬は寒いので泊まるなら毛布などを持参した方が良さそうです。
けっこう寝泊りしている人がいましたが、現地で毛布を貸してもらえるんですかね。
アムリトサルの町の様子
人口100万人の町とあって、人が多くにぎやかです。
何ヵ所か、マハラジャの銅像が建っています。
町の中心から外れたところは交通量も多くてインドらしい感じ。
最後に
やっぱりインドは刺激的な国。
国土も広く、行くエリアでそれぞれ違った旅が楽しめます。
アムリトサル、個人的にはタージマハルよりもおすすめです。
機会があったらぜひ行ってみて下さい。
ツアーで行く場合は、
Klook(クルック)を使うと便利ですよ。
「アムリトサル」で検索すると出てきます。
(現地で手配した方が安いんですが、インドはぼったくりも多くて…)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Klook.com