- 海外一人旅を考えている方
- 治安の良い国をお探しの方
- マレーシアに旅行予定の方
赤道付近に位置していて、気候も人も暖かいマレーシア。
治安も良く、初めての海外旅行先としておすすめです。
マレーシアには1年弱住みましたが、人が穏やか、ゆったりした空気で過ごしやすい国です。
さすが海外移住ランキング上位の国。
そんなマレーシアの情報と旅行時に便利なアプリをご紹介します。
目次
多民族国家のマレーシア
マレーシアの国土は約33万km2で日本の約0.9倍の大きさ。
人口は3,270万人(2020年)で、
マレー系(69.6%)、中国系(22.6%)、インド系(6.8%)、その他(1.0%)
となっています。
主に使用されている言語はマレー語、中国語、タミル語(インド系)。
それと準公用語の英語。
首都クアラルンプールへの旅行なら英語で通じます。
また、英語が話せなくても対応が親切。
ボディランゲージとGoogle翻訳で何とかなります。
これまでベトナム、タイ、インドネシア、シンガポールに行きましたが、言葉の面ではマレーシアが一番気がラクです。
外国人観光客でも普通に接してくれて、多民族国家の良さが感じられる一面です。
また、現地の方と仲良くなって連絡先を交換するなら「WhatsApp(ワッツアップ」アプリを入れると便利です。
日本でいうところの「LINE」のようなメッセンジャーアプリになります。
マレーシアの治安
クアラルンプールに1年弱住んでみて、治安は良い印象です。
特にトラブルはありませんでした。
穏やかな人が多く、のんびりしています。
タイも穏やかですが、それ以上にゆったりしている感じです。
たまに突然話しかけられますが、フレンドリーさはお国柄なんだと思います。
ただ、スリやひったくりなどの犯罪は日本に比べて多いとのこと。
(在 マレーシア日本国大使館情報を参照)
やっぱり日本ほど治安の良い国はそうないので、油断は禁物です。
貴重品は肌身離さず、目立たないようにするなどご注意を。
マレーシアの気候
年間の平均気温は約27℃で、平均最高気温が34℃。
(マレーシア政府観光局を参照)
日本の真夏のうだるような暑さはなく、過ごしやすいです。
雨季と乾季のシーズンがありますが、
雨季でも1日中降り続けることは滅多になく、強い雨が1~2時間降って止みます。
現地の天気予報は「AccuWeather」アプリで確認できます。
クアラルンプール市街へのアクセス
・市街への移動はGrab(グラブ)タクシーが安くて快適。
・バス、電車の公共機関も安い。
日本(成田)からクアラルンプール国際空港へは直行便で7時間25分。
空港からクアラルンプール市街へは60km、車で約1時間です。
マレーシア内の移動手段はタクシーが安くて快適。
特に「Grab(グラブ)」アプリで呼ぶのが便利です。
東南アジアではメジャーなアプリです。
空港から市街まで60kmの距離でも70RM前後(約2,100円)。
アプリ上で出発地・目的地を選択すると料金が表示され、ぼったくりの心配もありません。
GRABはタクシー以外にもフードデリバリーやネットスーパーの商品も届けてくれる便利なアプリ。
マレーシアではGRABアプリを入れてない人の方が珍しいくらいです。
マレーシアおよび東南アジアの他の国に行かれるなら、まず入れておきたいアプリです。
バスで市街へ向かう場合は、KLセントラル駅まで約1時間。
空港から30分間隔で出ていて、料金は15RM(約450円)と格安です。
マレーシアの高速バスは座席が広くて快適です。
日本の新幹線の座席と同等かそれ以上のクオリティ。
USBもしくはコンセント充電できる席が多いです。
チケットは空港のバスカウンターか「Red bus」アプリで買えます。
アプリでは座席指定できますが、いざ乗る時にはフリー座席になってることも。
こういったところはマレーシアのゆるい感じが出ています。
座席は最後列が特に広くておすすめです。
アプリ登録時に以下コードを入力すると20RM(約600円)のクーポンがもらえます。
クーポンコード:REDFKEZM
電車の場合、約30分でKLセントラル駅まで行けます。
特急のKLIAエクスプレスは55RM(1,650円)とやや割高ですが、一番早いです。
時刻表はコチラをご参照下さい。
KLIAエクスプレス時刻表(英語表記)
クアラルンプールの観光スポット
観光スポットはモスクやカジノなど多数ありますが、代表的な2つをご紹介します。
ペトロナスツインタワー&KLCC公園
・ペトロナスツインタワー展望台:10:00~18:00(月曜休み)
・KLCC公園 噴水ショー:19:30~22:00(無料)
マレーシアのシンボル、ペトロナスツインタワー。
高さ452mでツインタワーとしては世界一。
主にオフィスビルとなってますが、41階・42階部分のスカイブリッジと86階の展望フロアから市内を一望できます。
ツインタワー隣のKLCC公園では毎夕19:30~22:00まで噴水ショーが開催されます。
ツインタワー、噴水ショーともに美しいの一言。
マレーシアに行ったら必見です。
ツインタワー展望台チケットは現地のカウンターでも買えますが、売り切れになることも。
バトゥ洞窟
営業時間:8:00~19:00
入場料:無料
バトゥ洞窟はマレーシア内のヒンドゥー教の聖地とされる場所。
階段手前の大きな銅像(ムルガン像)と、272段の階段を上がった先の鍾乳洞内に寺院があります。
クアラルンプール市街からタクシーで約30分で行けます。
電車も通っていますが、1時間1本くらいのためタクシーの方が効率的です。
こちらの滞在時間は約1時間です。
街の中心部あちこちに設置してあるeスクーター(電動キックボード)。
このeスクーターで街を巡るのも楽しいですよ。
特にメジャーなのが「Beam」。スマホのアプリを利用して乗れます。
分単位の料金制で、指定の返却場所以外に停めるとプラス料金がかかります。
トイレ事情
・ショッピングモールのトイレは清潔
・ローカルな場所はトイレットペーパーがない
ショッピングモールのトイレは清潔で、トイレットペーパーも置いてあります。
東南アジアだとトイレットペーパーを流せず、トイレ脇のボックスに入れるのも多いですが、クアラルンプールは流せる所が多いです。
ローカルな場所ではトイレットペーパーがなく、備え付けのシャワーを使って手でおしりを洗い流すタイプが多いので慣れが必要。
ショッピングモールのトイレにもシャワーがあり、その水で床がビショビショなことがあります。
お酒事情
・お酒は日本より高い
マレーシアはイスラム教の方が半数以上で、イスラム教ではお酒が禁止されています。
ただし、多民族国家のためイスラム教以外や観光客の方の飲酒制限はありません。
スーパーでは通常の食品類と分かれた場所に売っています。(ノンハラルコーナー)
ビールは350ml缶で10RM(約300円)くらいします。
お酒好きの方にはちょっとツライところ。
また、日本から持ち込めるお酒は1リットルまでが免税対象。
それ以上は高い税金がかかります。
持ち込む場合は以下をご参照下さい。
お酒の安さを求めるならランカウイ島がおすすめ。
クアラルンプールよりのんびりした離島で、酒税がかからず格安で飲めます。
クアラルンプール国際空港からは飛行機で約1時間。
時間があるならぜひ。
また、マレーシア国内の飛行機移動は「エアアジア」が便利です。
エアアジアはマレーシア拠点の東南アジアを代表する格安航空会社。
クアラルンプール国際空港の第2ターミナルはエアアジア専用で、立派な設備です。
ランカウイ島への航空券は安い時期だと往復120RM(約3,600円)。
飛行機の往復でこの価格はめちゃ安!
eチケット対応でバーコードをかざして乗れるのでラクです。
紙の搭乗券も発行可能です。
持っていくと便利な物
- ティッシュ&ウエットティッシュ
- コンセント変換プラグ&充電器
- Wiseデビットカード
ティッシュ&ウエットティッシュ
ティッシュはコンビニやスーパーで売ってますので、用意しておくと役に立ちます。
フードコートやレストランでもティッシュを置いてないことが多いです。
その代わりに手洗い場が設置されています。
コンセント変換プラグ&充電器
マレーシアではコンセント充電できるカフェが多いです。
観光中も持ち歩くと充電に困りません。
コンセントは3つ又のBFタイプ、電圧220V。
変換プラグを持っていけば日本製も使用できます。
(日本製は100~240V対応が多いですが、そうでない物もあるのでご確認を)
Wiseデビットカード
現地通貨への両替を格安手数料でできるWise。
マレーシアの両替所やATMはショッピングモールですぐ見つかりますが、手数料が高くなりがち。
Wiseデビットカードはアプリ上で現地通貨に両替でき、カード払いやATMで引き出せます。
50種類以上の通貨に対応で、
海外旅行に行くなら持っておくべきカードです。
最後に
マレーシアは観光スポットだけでなく、イベントも多いです。
ヒンドゥー教のお祭り「タイプーサム」、チャイニーズニューイヤー、断食(ラマダン)明けの「ハリ・ラヤ・プアサ」など。
いつ行っても楽しめますし、日本と違う文化にふれるのは良い経験になりますよ。
初めての海外旅行にもおすすめの国です。
ぜひ一度マレーシアに行ってみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Klook.com