海外旅行

マレーシア旅行中のあるあると気を付けたいこと

この記事はこんな方におすすめです
  • マレーシアに旅行予定の方
  • 日本との違いを知っておきたい方

マレーシアでは日本とどんなところが違うの?

旅行中はどんなことに気を付けたらいい?

そんな疑問をお持ちの方に、日本との違いを含めたマレーシアのあるあると気を付けたいことをご紹介します。

ご参考になれば幸いです。

マレーシアのあるある

エスカレーターが動かない

マレーシア エスカレーター

駅やショッピングモールのあちこちにあるエスカレーター。

エスカレーターにメンテナンス中の案内等はないものの、いざ乗ってみると動かないことがマレーシアではよくあります。

動かない場合はみんな階段のようにしてエスカレーター内を自力で歩いていきます。

マレーシアは大きい建物が多く、エスカレーターも長めで動かないと少し面倒です。

日本では動かないエスカレーターを目にする機会は少ないですが、マレーシアでは日常茶飯事。

あらかじめ知っておくと旅行の際も気にならなくなります。

なお、マレーシア(クアラルンプール)のエスカレーターでは立ち位置は基本的には左側です。

ですが、ショッピングモールなどの人が多い場所では左側に並ぶよりも空いているところに好き勝手に立つのであまり気にしないようです。

信号無視が多い

マレーシア 信号

車社会のマレーシアでの信号は目安程度と考えた方が良さそうです。

車も人も行けそうなら赤信号でも渡ります。

特にバイクは信号関係なしの走行が多いです。

歩行者は3車線以上ある道路でも車のすき間を縫って渡ったりします。

車は歩行者信号が青でも進入してきたりするため、歩行者側が注意する必要があります。

基本的に車優先なので、歩行者も行ける時に渡らないとタイミングを逃して渡れないことも。

ただ、ベトナムやインドネシアなど他の東南アジアの国と比べると比較的信号を守っている感じはあります。

クラクションを鳴らすのも少なめでそれほど騒がしくはありません。

道端にゴミ箱がたくさんある

マレーシア ゴミ箱

街中を歩いていると道端に緑色の大きなゴミ箱を目にする機会が多くあります。

そのため、旅行中でもゴミ捨てに困ることはあまりありません。

基本的にゴミの分別がなく紙もプラスチックも缶もすべて一緒のゴミ箱に捨てます。

道端にゴミが山のように散乱しているという話もありますが、クアラルンプール中心部については毎日清掃されていて、ゴミの散乱は思っていたより少ない印象です。

ポイ捨てもそれほど見かけません。

ゴミの散乱についてはエリアによって大きく変わりそうです。

店員の対応がゆったり

のんびり、ゆったりした国のマレーシア。

店員さんの対応もゆったりしています。

お客さんの対応がない場合は基本的にスマホをいじっていたり、店員さん同士でおしゃべりなど自由にしています。

必要な時に声をかけるか近くに行けば対応してくれます。

日本のようにお客様だから立場が上という感覚ではないので、待たせても急いで対応することはありません。

そんなゆるい感じがマレーシアの良さ。焦らず待っていれば大丈夫です。

言葉は通じなくても愛想良くフレンドリーに接してくれる方が多いですね。

ゆったりしている分、押し売りもあまりないので気がラクです。

Grabタクシーの合流前に電話がかかってくる

Grabタクシーはとても便利で、アプリ上でタクシーの位置表示だけでなくチャットで連絡のやり取りができます。

チャットならGoogle翻訳を使えば英語が分からなくてもコミュニケーションが取れますが、

ドライバーから電話がかかってくることもよくあります。

基本的には英語ですが、たまにマレー語。

大体は今どこにいるかを聞かれるので場所を伝えればOKです。

少しの英語も話すのが苦手なら一旦電話に出て、チャットで連絡すると伝えれば大丈夫です。

「 I can’t speak English. I’ll send message by chat. 」

(英語が話せません。チャットでメッセージを送ります。)

と伝えれば大抵「 OK 」と返事が返ってきます。

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レストランで品切れのメニューが多い

レストランでは席に着くとメニューを渡してくれます。

メニューの品数が豊富で迷った末にいざ頼むと、「品切れ」と返事が返ってきたりします。

開店直後に入っても品切れの場合も。

ビールなどもメニューに数種類あっても、その日は1種類しか頼めないなんてこともあります。

そういうものだと思ってイライラせず、頼めるものを注文して食事を楽しむと良いですね。

また、多くのレストランやカフェではWi-fiが使えますが、パスワードは店員さんに聞かないと分からないことが多いです。

中にはレシートにWi-fiパスワードが記載されているお店もあります。

旅行中に気を付けたいこと

右手を使う

イスラム教やヒンドゥー教では左手は不浄の手とされています。

そのため、物の受け渡しや手で直接食べ物をつかむときは右手を使うようにします。

観光客向けのレストランやフードコートでは、スプーンとフォークが用意されています。

慣れなければ食事はスプーンとフォークを使えば問題ありません。

指を差す時は親指を使う

何か頼みたいものがあった時や方角を示す時に指を差すことがあると思いますが、

イスラム教では人差し指で人や物を差すことは失礼にあたります。

そのため、指を差す時は親指を使います。

右手を握り、親指を伸ばしてその方向に向けます。

子供の頭をなでない

イスラム教やヒンドゥー教では頭は身体の神聖な部分にあたります。

特に子供の頭をなでるのは成長を妨げるものとされています。

日本とは異なるので注意が必要です。

その他

チップの習慣はなし

マレーシアではチップの習慣は基本的にありません。

レストランやホテルでも伝票に書かれた金額を支払うだけで大丈夫です。

ただ、気持ちとしてチップを渡したい場合にはそう伝えれば受け取ってもらえます。

なお、Granタクシーにはアプリ上にチップのボタンがあります。

基本的には使わなくて問題ありませんが、重い荷物を運んでもらったなど特別良かったと思う場合に利用すればOKです。

食事の時によく使う英語

マレーシア旅行中は片言の英語やGoogle翻訳を使えば何とかなります。

ただ、食事の時に毎回使うフレーズは覚えておくとラクです。

フードコートとレストランでよく使う言葉をご紹介します。

フードコートで

フードコートでは注文時に、ここで食べるか持ち帰りかを

「 having here or take away? 」

と聞かれます。

その場で食事するなら「 having here

持ち帰りなら「 take away

のどちらか一言だけ伝えれば大丈夫です。

eat in(イートイン)でも伝わるようですが、「 having here 」がよく使われます。

レストランの会計で

レストランではテーブル会計が一般的です。

伝票をもらう際には店員さんを呼んで、

Bill please 」か「 Check please 」と伝えます。

どちらも「会計をお願いします」という意味でイギリス英語かアメリカ英語の違いですが、

イギリス英語の「 Bill please 」の方がよく伝わります。

まとめ

マレーシアでよくあることと旅行中に気を付けたいことをご紹介しました。

マレーシアでは宗教上のマナーがありますが、多民族国家で異なる文化を受け入れているため外国人観光客には寛容です。

観光客が左手を使ったからといって何かを言われたり怒られることはほとんどないです。

ただ、日本でもマナーがあるようにマレーシアにもその国のマナーがあります。

お互い気持ちよく接することができるようにマレーシアの習慣を知っておくと困らないですね。

ぜひマレーシア観光をお楽しみ下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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ABOUT ME
ヒロ
ひとり旅をきっかけに海外移住を決意。 高校卒業してから18年勤めていた会社を辞め、東南アジアへ移住。 2021年:マレーシア、2022年~:タイで生活。 最近はVR英会話で英語を学び直し中。