- 個人手配でマレーシアに旅行予定の方
- 旅行の予算目安を把握したい方
この記事では、
「マレーシア旅行ってどのくらいの予算で行けるんだろう?」
「マレーシアの物価ってどのくらい?」
そんな疑問をお持ちの方にマレーシア旅行の予算目安を作成しました。
個人手配で行く場合の2泊4日プランで検討しています。
モデルプランは以下をご覧下さい。
ご参考になれば幸いです。
目次
クアラルンプール2泊4日の予算
予算総額:130,000円
項目 | 項目詳細 | 予算 |
---|---|---|
航空券 | エアアジア 直行便 往復 | 70,000円 |
施設入場料 | KLタワー ペトロナスツインタワー | 6,000円 |
宿泊費 | イビス クアラルンプール シティ センター | 15,000円 |
交通費 | 高速バス Grabタクシー | 7,000円 |
食事代 | 3日間 お酒代含む | 23,000円 |
お土産代 | 自分用 家族・友人用 | 8,000円 |
その他 | 各項目の 予備費 | 1,000円 |
合計 | 2泊4日 トータル | 130,000円 |
フライトは格安航空券を利用しますが、
現地での予算は切り詰めず、食事を十分に楽しめるくらいの予算。
現地のスマホ通信費は除いています。
(楽天モバイルの海外利用2GBと現地のWi-fi利用を想定のため)
マレーシアはお酒が高く、飲まない方はもう少し安く済みます。
節約重視なら、130,000円 → 120,000円くらいに収まりそうです。
マレーシアの通貨
マレーシアの通貨は「リンギット」です。
略称では「RM」や「MYR」と表記されます。
リンギット未満の単位は「セント」。
リンギットは紙幣、セントはコインになります。
紙幣の種類は1RM,5RM,10RM,20RM,50RM,100RMの6つ。
100RM紙幣を使用する機会は少なく、50RMまでをよく使います。
両替所は空港以外にも、ショッピングモールや市街のあちこちにあり困りません。
ただ、両替手数料がかかるためできるだけカード払いにすると良いですね。
ローカルのお店を除いて大抵カードが利用できます。
カードは「VISA」か「MASTER」がおすすめです。
「AMEX」や「JCB」ブランドは利用できない店があります。
なお、Wiseデビットカードなら格安手数料で両替ができ、支払いもカード払い(MASTER)できて便利です
航空券
予算:70,000円
旅費の約半分を占める航空券。
航空券を予約する時期によって値段が変わるため、早めに予定を立てて購入したいところです。
航空券は「スカイスキャナー」で検索すると比較ができて便利です。
6か月以上先と、出発3日前の航空券の予約検索をしてみましたが、やはり出発3日前だと乗り継ぎ便でも高くなります。
航空券は早めの予約がおすすめです。
6か月以上先の航空券
6か月以上先の航空券だと、往復直行便が68,000円で購入できます。
直前予約(出発の3日前)
直前の予約だと、乗継便であっても高くなります。
シンガポール経由の乗継便で75,000円ほど。
直行便の場合には10万円を超えてきます。
施設入場料
予算:6,000円
観光施設 | 予算 |
---|---|
モスク | 無料 |
KLタワー (スカイデッキ+スカイボックス) | 3,100円 |
ペトロナスツインタワー | 2,500円 |
その他予備 | 400円 |
計 | 6,000円 |
マレーシアではモスクや歴史的な建造物の入場料がないのが良いところ。
反対に、KLタワーやツインタワーなどの観光施設は外国人観光客の入場料で割と高めです。
ただ、せっかくクアラルンプールに旅行するのであれば訪れたい場所です。
宿泊費
予算:15,000円
クアラルンプールのホテルは日本と比べると安めです。
せっかくなら奮発して良いホテルに泊まるのも良いですね。
クアラルンプール中心部のKLCC地区のホテルを4つご紹介します。
その他にも多数あるので、ホテル検索は「agoda」や「booking.com」が便利です。
節約重視なら
- KLタワー近くのカプセルホテルで、市内中心部でもバツグンの安さ。
コスパ重視なら
- KLCC公園から徒歩15分の4つ星ホテル。
オアジア スイーツ クアラルンプール バイ ファー イースト ホスピタリティ
- KLタワー近くの4つ星ホテル。
贅沢するなら
- KLCC公園に隣接していて、抜群の立地と眺望の5つ星ホテル。
- グランドハイアット東京は1泊5万円以上するため、比べたらとてもリーズナブル。
この記事では「イビス クアラルンプール シティ センター」で計算しています。
交通費
予算:7,000円
交通手段 | 予算 |
---|---|
高速バス (空港~KLセントラル) | 450円 |
Grabタクシー | 6,000円 |
その他予備 | 550円 |
計 | 7,000円 |
マレーシアの交通費はとても安いです。
空港からクアラルンプール市街まで片道60kmでも以下の通りです。
高速バス:15RM(450円)
Grabタクシー:70RM(約2,100円)
Grabタクシーは天候や時間帯で金額が変動します。
それでも日本と比べたら格段に安く、観光での利用に最適。
電車なら1駅の区間で1RM(約30円)程度で乗れます。
Grabタクシー 予算内訳
KLセントラル ~ ムルデカ広場 | 10RM (約300円) |
チャイナタウン ~ ホテル | 20RM (約600円) |
ホテル ~ KLタワー | 15RM (約450円) |
KLタワー ~ ジャランアロー | 10RM (約300円) |
KLCC ~ バトゥ洞窟 | 25RM (約750円) |
バトゥ洞窟 ~ ブキッビンタン | 25RM (約750円) |
KLCC公園 ~ ホテル | 10RM (約300円) |
KLCC ~ プトラモスク | 50RM (約1,500円) |
プトラモスク ~ KLIA2 | 35RM (約1,050円) |
計 | 200RM (約6,000円) |
食事代
予算:23,000円
食事 | 予算 |
---|---|
2日目 | 7,050円 |
3日目 | 13,950円 |
4日目 | 1,800円 |
その他 | 200円 |
計 | 23,000円 |
食事代はローカルフードかそれ以外で大きく変わってきます。
ローカルフードにはマレー系、中華系、インド系、ニョニャ系とあります。
ローカルフードだけなら1食15RM程度に収まります。
その他にも様々な国の料理があるため、どちらも楽しめるようにとなると以下の金額くらいが目安。
特に夕食やルーフトップバーではお酒を飲むことを前提に、少し多めの予算を記載しています。(2~3杯程度)
2日目
朝食 | 25RM (約750円) |
昼食 | 40RM (約1,200円) |
カフェ | 20RM (約600円) |
夕食 | 150RM (約4,500円) |
計 | 235RM (約7,050円) |
3日目
朝食 | 25RM (約750円) |
昼食 | 40RM (約1,200円) |
カフェ | 20RM (約600円) |
夕食 | 130RM (約3,900円) |
ルーフトップバー | 250RM (約7,500円) |
計 | 465RM(約13,950円) |
4日目
朝食 | 25RM (約750円) |
昼食 | 35RM (約1,050円) |
計 | 60RM (約1,800円) |
お土産代
予算:8,000円
人数や購入する物によって変わるためざっくりですが、
自分・家族用に5,000円、職場や友人用に3,000円程度。
お菓子や紅茶などの食品類は安く購入できます。
Beryl’s ベリーズ ティラミスチョコ:12RM/缶(約360円)
BOA TEA 紅茶 25個入り:10RM/パック(約300円)
マレーシアの物価
基本的には日本より安い物が多いですが、一部高い物もあります。
日本より安い物
ローカルフード
- カレーラクサ:15RM(約450円) 写真左上
- チャークィティオ:15RM(約450円) 写真右上
- ロティチャナイ:5RM(約150円) 写真左下
- ナシイカン:12RM(約360円) 写真右下
- ナシレマ:10RM(約300円)
- ソフトドリンク:3RM(約90円)
フルーツ
フルーツ:4RM(約120円)
フルーツの種類によって金額が変わりますが、特にパイナップルとスイカは安いです。
交通手段
バスやタクシーはかなり安いです。
また、クアラルンプール市内には無料の循環バスも通っています。
GOKLと書かれた4路線のバスがあります。
路線はカラー別にパープル、レッド、グリーン、ブルーのバスに分かれています。
日本より高い物
野菜
フルーツは安いですが、野菜は高めで日本と同じくらいかそれ以上します。
お酒
マレーシア国教のイスラム教ではお酒が禁止されています。
イスラム教徒以外や観光客の方は禁止されていませんが、お酒は日本より高めです。
ビール 大瓶: 25RM前後(約750円)
日本食
日本食はマレーシアの中ではかなり高め。
ラーメンでも30RM(900円)近くします。
まとめ
マレーシアの物価は上昇していて数年前ほどの割安感はありませんが、それでも日本よりはまだまだ安く買える物が多いです。
2泊4日であれば、旅費の多くを占めているのが航空券。
予算を抑えるには航空券をどれだけ安く購入できるかにかかってきますね。
早めの旅行計画と航空券予約をおすすめします。
ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。