- 個人手配で旅行プランが決まっていない方
- 旅の計画が苦手な方
この記事では、
「マレーシアへ観光に行くけど、どんなプランにすれば良いか決まらない。」
「効率よく観光スポットを回りたいけど旅の計画が面倒。」
そんな方に、首都クアラルンプール観光のモデルプランを作成しました。
短い日程でも楽しめる2泊4日のプランで、スケジュールを詰めすぎない内容にしています。
ご参考になれば幸いです。
Klook.com目次
モデルプラン(2泊4日)
1日目
- 機内泊
2日目
- ムルデカ広場
- マスジッドジャメ
- セントラルマーケット
- チャイナタウン
- KLタワー
- ジャランアロー
3日目
- KLCC公園
- スリアKLCC
- ペトロナスツインタワー
- バトゥ洞窟
- ブキッビンタン
- KLCC公園レイクシンフォニー
- ルーフトップバー
4日目(最終日)
- プトラモスク
各日程の詳細は以下でご説明します。
モデルプランの航空券
まずは旅行に必要な航空券から。
航空券はスカイスキャナーで検索して、直行便でリーズナブルなフライトを選択。
今回のスケジュールは以下のフライトに合わせて作成しています。
出発便:2023/8/11(金)
23:45 発 羽田
5:55 着 クアラルンプール
帰着便:2023/8/14(月)
14:20 発 クアラルンプール
22:30 着 羽田
下の「航空券検索」ボタンでスカイスキャナーのサイトを確認できます。
各航空会社のフライト比較ができて便利です。
1日目(機内泊)
エアアジアの直行便は深夜発~早朝着のフライトになり、機内で1晩過ごします。
2日目
- ムルデカ広場
- マスジッドジャメ
- セントラルマーケット
- チャイナタウン
- KLタワー
- ジャランアロー
空港に朝着くなら、まず観光したい場所がKLセントラルのエリア。
クアラルンプール市街にあり観光スポットがまとまっています。
エアアジアが到着する空港第2ターミナル(KLIA2)からKLセントラル駅までは高速バスが出ています。
乗車時間は1時間で、料金は15RM(約450円)とコスパ良好。
バスで向かってKLセントラルに着いたら朝食を取るのに良い時間。
朝食にはマレーシアの国民食「ナシレマ」か「ロティチャナイ」がおすすめです。
(時間短縮するなら空港からムルデカ広場までGrabタクシーを使うのも一つの方法。)
ムルデカ広場
9:30~10:15 滞在時間 45分
- 1957年にイギリスからの独立を宣言した歴史的な場所
- イギリス統治時代の建物が広場周辺に集まっています
営業時間:24時間
入場料 :無料
KLセントラル駅からムルデカ広場まで向かうのにラクな移動手段がGrabタクシー。
時間帯にもよりますが10RM(300円)前後で行けます。
Grabタクシーの目的地は「Dataran Merdeka」で出てきます。
(旅費を節約するならKLセントラルから電車が安いです)
KLセントラルからムルデカ広場(Dataran Merdeka)
マスジッドジャメ
10:30~11:10 滞在時間 40分
- 1909年に建てられたクアラルンプール最古のモスク
- 内部を見学する場合は礼拝の時間以外に行く必要あり
営業時間:8:30~12:30,14:30~16:00
(金曜は15:00~16:00のみ)
入場料 :無料
ムルデカ広場からマスジッドジャメまでは徒歩4分ほど。
「マスジッド」はマレー語でモスクを意味します。
短パンなど肌を露出した服装での入場はNGなのでご注意を。
上に着る物がなければ長ズボンやローブの貸し出しがあります。
ムルデカ広場からマスジッドジャメ
セントラルマーケット
11:20~12:20 滞在時間 60分
- 伝統工芸品や観光客向けのお土産が並ぶ市場
- 2階にはフードコートがあります
営業時間: 10:00~20:00
マスジッドジャメからセントラルマーケットまでは徒歩6分ほど。
チャイナタウンにある市場です。
マレーシアらしい商品が並んでいるので眺めるだけでも楽しめます。
工芸品などのお土産購入はセントラルマーケットですると良いですよ。
マスジッドジャメからセントラルマーケット
チャイナタウン
12:30~14:30 滞在時間 120分
営業時間:10:00~22:00(朝から営業の店もあります)
セントラルマーケットからチャイナタウンのペタリンストリートまでは徒歩5分ほど。
飲食店や屋台が多数並んでいます。
チャイナタウンでランチにすると良いですね。
このエリアでの観光地スポットは
「関帝廟(かんていぴょう)」
「鬼仔巷(Kwai Chai Hong)」
「スリ マハ マリアマン寺院」
があります。
なお、チャイナタウンでは窃盗被害の情報があるため人ごみではご注意を。
セントラルマーケットからチャイナタウン
チャイナタウンまで観終えたらホテルにチェックインしてひと休み。
休憩が不要であればホテルに行かず、チャイナタウンから近い「クアラルンプール駅」や「国立博物館」、「マスジッドネガラ(国立モスク)」を観光するのもおすすめです。
KLタワー
18:00~19:00 滞在時間 60分
- 高さ421mあり、通信塔としては世界第7位の高さ
- 展望台にある全面ガラス張り「スカイボックス」がスリル満点
営業時間:10:00~22:00
(最終入場20:30)
入場料 :35RM~
(チケットプランによって異なります)
クアラルンプール中心部に位置する丘「ブキッナナス」にあるKLタワー。
チャイナタウンとKLCCの中間にあたる場所です。
昼間のKLタワーも十分見応えありますが、夕方に行くと夜景がキレイです。
KLタワー自体もライトアップされます。
KLタワーのチケットは「Malaysia Tickets」か「Klook」で予約できます。
スカイデッキ・スカイボックスのチケットがおすすめです。
KLタワー(Menara Kuala Lumpur)
ジャランアロー
19:30~21:30 滞在時間120分
クアラルンプール随一の屋台街
ローカルグルメが揃い、お酒も提供しています
KLタワーからジャランアローまでは徒歩で20分ほど。
歩くのが面倒であればGrabタクシーで。
ただし、夕方以降は渋滞が多くなります。
ジャランアローは中華系、インド系、マレー料理が揃うクアラルンプール随一の屋台街。
マレーシア観光の夕食には一度は訪れたい場所で、活気があります。
日本語では「アロー通り」とも呼ばれています。
コロナ前は24時間営業のようでしたが、2022年現在は営業時間が不明です。
それでも夜中の2時頃までは営業している店が多いです。
KLタワーからジャランアロー
3日目
- KLCC公園
- ペトロナスツインタワー
- スリアKLCC
- バトゥ洞窟
- ブキッビンタン
- KLCC公園レイクシンフォニー
- ルーフトップバー
KLCC公園
9:30~10:10 滞在時間40分
- クアラルンプール中心部にある東京ドーム4個分の広大な公園
- 公園内ではマレーシアらしい植物を観ることができます
営業時間:7:00~22:00
入場料 :無料
クアラルンプール中心部にあるKLCC公園。
緑豊かな公園で、外周の遊歩道はゆっくり歩いて1周20分ほど。
KLCC付近のホテルに泊まって、翌朝に公園を歩くと気持ち良いですよ。
休日や夕方以降はローカルの方も多く訪れにぎわいますが、朝は落ち着いています。
KLCC公園
ペトロナスツインタワー
10:30~11:30 滞在時間60分
- クアラルンプールの象徴的存在で高さ452m
- 41階・42階のスカイブリッジと86階の展望フロアから市内を一望できる
営業時間:10:00~18:00
入場料 :80RM(約2,400円)
クアラルンプール観光では外せない観光スポット。
KLCC公園とショッピングモールのスリアKLCCに隣接しています。
チケットは売り切れる前に「公式サイト(英語)」か「klook(日本語)」で予約するのがベスト。
入口は地下階にあるため公式サイトの以下動画が参考になります。
スリアKLCC
11:45~13:15 滞在時間90分
ペトロナスツインタワーの後は隣接のスリアKLCCで休憩とランチ。
大型のショッピングモールで地下から4階まであります。
2階のフードコートは広く、食事の種類も豊富です。
特におすすめなのが、フードコートにある「Fresh delight」のマンゴーと「Hot Plate & Claypot」のホットプレートです。
階数の数え方について
マレーシアでは階(フロア)の数え方はイギリス式となります。
地上階がグランドフロア(G階)となり、その上から1階、2階…と続きます。
そのため、マレーシアの1階は日本の2階にあたります。
スリアKLCCでショッピングをせず、時間が余る方はKLCC水族館に行くのもおすすめです。1時間で観終わります。
バトゥ洞窟
14:00~15:00 滞在時間60分
- マレーシア内のヒンドゥー教の聖地とされる場所
- 272段の階段を登った先に洞窟と寺院があります
営業時間:10:00~20:00
入場料 :無料
クアラルンプール郊外にあるバトゥ洞窟へはGrabタクシーで行くのがおすすめです。
スリアKLCCからタクシーで約30分。(電車もありますが本数が少なく不便)
Grabアプリ内の目的地を「 Batu Caves 」で検索すると出てきます。
スリアKLCCからバトゥ洞窟(Batu Caves )
ブキッビンタン
16:00~18:00 滞在時間120分
- マレーシア最大の繁華街
- ショッピングモールやレストラン、カフェが多数あります
バトゥ洞窟から市街中心部のブキッビンタンに行くのもGrabタクシーが便利です。
ブキッビンタンは飲食店が多数あるため、ここで夕食にすると良いですね。
中華なら小籠包の「鼎泰豊(ディンタイフォン)」かフードコートの「Lot10(ロットテン)」がおすすめです。
ショッピングモールの「パビリオン」はキレイで広く、都会的なマレーシアを感じることができます。
パビリオンの地下にはスーパーがあり、そこでお土産を購入できます。
バトゥ洞窟からブキッビンタン
KLCC公園レイクシンフォニー
20:00~20:30
- KLCC公園内で毎晩開催
- 時間帯でライトのみと音楽付きに分かれ、30分毎のショー
営業時間:19:30~22:00
入場料 :無料
ブキッビンタンからKLCC公園までは徒歩で15分弱。
時間が余るなら一旦ホテルで休憩してからでも。
公園内の噴水では毎晩レイクシンフォニー(噴水ショー)が行われます。
ライトアップされた噴水が、音楽にあわせて多彩な形に変化します。
ツインタワーもライトアップされているため幻想的な夜景を観られます。
噴水ショーは19:30から30分毎。
おすすめは音楽も流れる20:00,21:00,22:00の3回です。
ブキッビンタンからKLCC公園
ルーフトップバー
21:00~22:00 滞在時間 60分
KLCC公園・ツインタワー近くのルーフトップバー
- Marini’s on 57
- 営業時間:17:00~0:00(月曜定休)
- SkyBar
- 営業時間:17:00~0:00(金~日曜は1:00まで)
- WET Deck
- 営業時間:10:00~1:00(金、土曜は2:00まで)
日本ではなかなか行けないルーフトップバーも、クアラルンプールには多くありぜひ経験したいところ。
ドレスコードはスマートカジュアルですが、短パン、サンダルでなければ大丈夫です。
数多くあるルーフトップバーの中でおすすめは以下の3つ。
ツインタワーを間近で眺めながら一杯飲むなら「Marini’s on 57」。
KLCC公園と併せて眺めるならトレーダーズホテル37階の「SkyBar」。
ツインタワーとの距離感が絶妙なWクアラルンプールホテル12階の「WET Deck」。
どこも素晴らしい場所ですが、1つだけ選ぶなら「WET Deck」が個人的にイチオシです。
お酒は35RM(約915円)~とマレーシア内ではそれなりの金額ですが、
開放的な空間で、プールサイドから眺めるツインタワーは感動します。
4日目(最終日)
- プトラモスク
9:30 ホテルを出発
10:10 プトラモスク到着
11:20 プトラモスク出発
11:50 KLIA2 空港着
14:20 KLIA2 → 羽田
プトラモスク
10:20~11:20 滞在時間60分
- 空港方面のプトラジャヤ地区にあるモスク
- 1999年に造られたモスクで、通称ピンクモスク
営業時間:月~木曜 10:00~12:00
14:00~16:00
金曜 10:00~12:00
入場料 :無料
クアラルンプール市街からプトラモスクに向かうにはGrabタクシーが便利です。
Grabタクシーなら30分ほどで行けます。
ここでも短パンや肌の露出の多い服装はNGです。
礼拝の時間には観光客は入れないため注意が必要です。
礼拝は1日5回、昼の礼拝は正午にあります。
KLCCからプトラモスク
マレーシア旅行中に気を付けたいこと
- モスク見学時は短パン、露出の高い服装はNG
- 何かを渡す時は右手を使用する(左手は不浄の手とされているため)
- タクシーはGrabを使うとぼったくりを防げる
- フードコートでの食器は片付けなくて大丈夫
まとめ
クアラルンプールは観光スポットがまとまっているため、短い日程でも多くの箇所を回ることができます。
もっと日程を長くできるなら、クアラルンプールから離れた世界遺産のある「マラッカ」や美食の町「イポー」に高速バスで行くのもおすすめです。
ぜひマレーシア観光をお楽しみください。
ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。