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- 海外移住を考えたことがある方
- 今の生活を変えたいと思っている方
- 毎日の生活に飽きた方
「いつか海外移住したい!」
20代の頃からそんな夢を見ながらも、高校卒業してから18年間、日本のサラリーマンを続けていました。
安定した仕事と生活を送れているけど何かが足りない、もっと自由になりたい。そう思いつつも気付けば30代後半。
「いつかは海外移住」、その「いつか」がこのままだといつまで経っても来ないと思い、30代のうちに移住することを決めました。
まだ移住して2年ちょっとですが、移住してどうたったかをお伝えできればと思います。
これから移住検討をされる方のご参考になれば幸いです。
期待していた移住生活と実際のギャップ
不安と期待が両方ある中で、コロナ禍の2021年にマレーシアへ移住。
それから約1年住んだ後にタイに移りましたが、どちらも期待以上の生活ができています。
マレーシア・タイの便利なところ
- クアラルンプール、バンコクは思った以上に都会
- 日本食、日本の製品がカンタンに手に入る
- 治安が良い
- 都心部の電車は10分おきくらいに来るので困らない
- 住居(コンドミニアム)が快適
- タクシー移動が安くて快適
- ネットショップの注文がすぐに届く
クアラルンプール市街は洗練されていて、ツインタワー周辺は高層の建物が並び、未来感があります。
ただ、都市部の範囲は狭く、少し離れるとローカルな雰囲気が広がります。
バンコクの都心部は東京と変わらないくらい発展しています。日本食も充実。
都心部なら電車の路線もいくつかあり、車がなくても生活できます。
治安に関しては住む地域によっても変わると思いますが、クアラルンプールのKLCC、バンコクの都心から少し場所は特にトラブルもなく、穏やかに過ごせました。
一方で、日本と違って不便な部分もあります。
不便なところ
- 渋滞が多い
- 車の音が騒がしい
- 娯楽施設が少ない
- タイは英語がほとんど通じない
車メインの生活とあって、毎日の渋滞が激しいです。
特にタイはバイクの交通量も多く、一日中騒がしい感じです。
大通りから少し離れた所に住めば、そこそこ静かです。
日本だとフットサル場やバッティングセンターなどのスポーツ施設、マンガ喫茶、日帰り温泉などの娯楽施設がたくさんありますが、マレーシアもタイもそれほど多くありません。
とにかく飲食店が多くて、タイにおいては飲食店とマッサージ店がほとんどなんじゃないかと思うくらい、至るところにあります。
あとは空気や水のキレイさでは日本の方が断然キレイです。
今のところ、気になるのはそのくらいです。
最初の移住先にマレーシアを選んだ理由
- 移住先ランキングでマレーシアは上位に入っている
- 一年を通して気候が温暖
- 物価が安い
- 高卒で、日本語しか話せなくても仕事がある
マレーシアは移住したい国として10年以上ランキング上位に入っています。
1年中常夏で過ごしやすい、物価も安いということもあって最初に移住するならマレーシアが良いと考えていました。
それから、マレーシアの仕事も転職エージェントを利用してすぐに決まったことで完全に移住が決まりました。
海外就職の条件では大卒以上としているところが多く、高卒だと選べる仕事は限られてきます。
ですが、高卒で日本語しか話せなくても、マレーシアでは日本語のスキルを活かせる仕事の機会がありました。
移住をするまでの不安
移住するにあたっていくつか不安はありました。
- 安定した収入が得られるか?
- 日本で勤めている会社を辞めることを言い出しづらい
- 英語を話せなくても大丈夫なのか?
このあたりの不安に対しては、マインドマップというものを使って頭の中を整理していきました。
何に対して不安を感じているのか、何をすれば解決するか、それを書き出していくことで不安が解消されました。
一つ一つ考えていくと、それほど大きな不安でもないと気づきます。
マインドマップで整理したおかげで移住直前は不安がほとんどなくなり、期待だけになりました。
物価のこと
東南アジアというと物価が安いイメージ。
実際、フルーツやローカルの屋台はとても安い値段で売ってます。
特にパイナップル、スイカは1パック 4RM(120円)、マンゴーは1パック 7RM (210円)くらいです。
ですが、物価が上がってきています。また、日本より高い物もあります。
特に高いのが輸入品。それと洋食や日本食などローカル以外の飲食店は高め。
それでも、全体的な生活費は日本より安く済むと感じます。
一人であれば、日本円で月12~13万円ほどで快適な生活ができます。
(2021年時点。年々物価が上がっているので、必要な生活費も変わってきそうです)
住まいのこと
マレーシア・タイに移住して一番良いと思ったのが住む場所。
部屋を借りるメインとなるのがコンドミニアムで、日本で言うタワマンに相当します。
セキュリティがしっかりしていて、設備も充実。
ほとんどのコンドミニアムではプール、ジム付き。他にもコワーキングスペースだったり、ラウンジ付きのところもあります。
また、家具・家電が揃っている物件が多く、自分の着替えだけあれば住めるのも魅力です。
マレーシアでは、都心部でありながらテニスコート付きの物件を安く借りることができました。
マレーシアは部屋も広く、スタジオタイプでも50㎡くらいの所がたくさんあります。
スタジオタイプは日本でいえばワンルーム。
(だんだんと家賃も上がってきていますが、日本に比べればまだまだ安いです)
家賃に関しては、同じ物件でも見るサイトによってかなり値段の差があります。
現地のサイトで調べれば適正な相場を確認できます。
賃貸サイト
マレーシア: iProperty , PropertyGuru
タイ: DDproperty , property hub
マレーシアは賃貸でも広い部屋が多い。
言葉の壁
移住前に不安になったことの一つが言葉の問題。
この点に関しては最初の移住先にマレーシアを選んで正解だったと思います。
片言の英語でも意味を察してくれるのと、多民族国家ということもあって言語の違いにはとてもおおらかで気にしない感じです。
タイは都心部以外ほとんど英語が通じないため、郊外に住むとなると少しだけ大変かもしれません。
タイ語もGoogle翻訳を使えば何とかなりますが、正確に翻訳されないこともけっこうあります。
いずれにしてもマレーシアとタイ、どちらも言葉が話せなくても生活できます。ですが、やっぱり少しでも言葉が話せると移住の楽しみが増えると思います。
また、移住しただけでは英語や現地の言葉を話せるようにはならないことも痛感。
テレビや現地で言葉をたくさん聞いても、基礎知識がないと雑音にしか聞こえません。
分からない単語は調べなければ、いつまでたっても分からないまま。
そんなわけで、最近はVR英会話で英語を勉強しています。
まとめ
東南アジアへの海外移住をして2年経ちますが、後悔はゼロ。
あの時、移住を決めて良かったと思っています。
もし仮に移住が合わなかったとしても、日本に帰ってやり直すことができる。そう考えるとそこまで大きなリスクはないように感じます。
考え方は人それぞれですが、タイミングはとても大切だと思います。
移住したいと考え始めるようになったなら、どうするか決めるタイミングが来ているかもしれません。
時間は戻せないので、「やっぱりあの時、そうしておけばよかった」という後悔だけはしないようにしたいですね。
海外移住を考えている方に、少しでもご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。