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- 海外移住を考えたことがある方
- 英語を覚えたいと思っている方
「海外に行けば、英語を使う機会も増えて自然に覚えることができるのでは？」
そういう思いもあって移住先に選んだマレーシア。英語が準公用語になっている国です。
移住前にTOEICの勉強をしてましたが600点程度でした。勉強を再開しては止めての繰り返し。海外旅行先ではごく簡単な英語を話せるくらい。
そんな状態でも、海外に行けば英語ができるようになるのか経験をお伝えします。
あくまで非英語圏の東南アジアに行った場合の話になります。
海外に住めば英語ができるようになるのか？
海外移住しただけでは、英語を話せるようにはならない
残念ながら、ただ単に海外に住むだけで自然に英語能力が上がることはありません。マレーシアに約1年住んで実感しました。
マレーシアのクアラルンプールでは、ローカルな店を除いて基本的に英語でコミュニケーションをとります。
レストランで注文するなど、毎回使うような最低限の英語フレーズは覚えられます。
ですが、その程度。自分の意見を自由に表現したり、字幕なしでテレビや映画を理解する程には至りません。
現地でできる仕事も、高卒かつ英語が話せないとなると、日本語だけで行えるものに限られてきます。
一緒に仕事する人もほとんど日本人。そうなると、日中はほとんど英語を使う機会がなく、日本のオフィスにいるのと大差ありません。
仕事が終わった後の買い物や外食で少し英語を使うくらいです。
なので、自分から積極的に覚えようとしないと英語を話せるようにはなりません。
もちろん街中やテレビでは英語であふれているので、英語に触れる機会はあります。
ですが知らない単語やフレーズを自分で勉強したり調べたりしなければ、いくら聞いても分からないままです。
マレーシアの後にタイに移り住んでますが、タイでは英語を使う機会はさらに少なくなります。
観光地や一部の店を除いてほとんどタイ語しか使いません。
英語を覚えるためには、やっぱり勉強が必要であることを痛感しました。
現地の会話やテレビのニュースを見聞きして自然と覚えたなんていうのは、そもそも基礎知識が備わってるからこそできるのだと思います。
英語ができなくても海外移住はできるのか？
翻訳アプリなどを使えば海外移住できる
英語が話せないと海外移住できないかと言われれば、そんなことはなく、マレーシア・タイにおいては英語が話せなくてもGoogle翻訳でなんとかなります。
賃貸の契約書もGoogle翻訳のカメラ機能で日本語に変換して確認したり、仲介業者とのやりとりもできるだけチャットなどのメッセージを使えば問題なくできます。
それが不安な場合は、日系の不動産会社や日本語が通じる店に行くなどすれば困らずに済みます。
また、マレーシアならモントキアラ、タイならトンローというエリアに行けば日本人向けの店が充実していて、日本語だけでもなんとかなります。
ただ、この場合には生活費が通常より高くなりがちです。
英語を覚えるにはどうするべき？
- 英語の勉強をする
- 海外の友だちを作る
海外移住したとしても、地道に勉強して覚えるのが一番の方法ですね。
マレーシアに住んでいた時は、あまり勉強していなかったので最低限の日常英会話で過ごしていました。
最近はVR英会話で1日2時間勉強しています。6ヶ月ほど続けてようやくリスニング力が上がり、スピーキングの練習ができるようになってきました。
英会話を覚えるにしても、まずは英単語 → 文法 → リスニング → リーディング → スピーキング の順に勉強していったほうが、英会話のフレーズもスッと頭に入ってきます。
自由に会話できるようになるには1,000時間くらいは勉強が必要だと感じます。
あとは現地で積極的に友だちを作るのも英語を覚えるきっかけになります。たとえば、スポーツを通じてならそこまで英会話ができなくても仲良くなることができます。
僕はテニスをしていたので海外の友だちができましたが、英語を自由に話せればもっと楽しめたと思います。
まとめ
英語の知識がないまま移住した場合、
海外移住をしたとしても積極的に英語を学ぼうとしなければ話せるようにはなりません。
自由に話せるようになるには勉強が必要になってきます。
英語ができなくても海外移住は可能ですが、やはり英語を覚えれば快適に過ごせますし、楽しみも増えます。
なので、英語を覚えて充実した移住生活を送るのがベストですね。
仮に英語が話せなくても東南アジアへの移住、特にマレーシア・タイであれば日本のサービスも豊富なのでハードルはそこまで高くないです。
海外移住を考えている方に、少しでもご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
