- 初めて海外一人旅をする方
- パスポートをこれから取得する方
- 個人手配で行く予定の方
「初めて海外にひとり旅をするけど、何から準備すればいいか分からない。」
海外ひとり旅をしたくてもそんな風に考えて進めずにいることはありませんか?
海外だと国内旅行と違って準備することも多いので戸惑いますよね。
そこで、この記事では初めて海外ひとり旅をする時の準備の流れをご紹介します。
国内旅行の時より少し手続きが増えますが、分かればそんなに難しくないですよ。
ご参考になれば幸いです。
目次
旅の準備はいつから始める?
- 準備は1か月以上前を目安
旅の準備期間に大きく関わってくるのがパスポートとビザ。(ビザは必要な国のみ)
- パスポートの取得 1週間(土・日・休日を除く)
- ビザの取得 1週間(必要な国のみ)
この期間を考えると1か月以上前からの準備が目安。
遅くとも出発の2週間前には準備したいところですが、2週間だと初めての海外ひとり旅には余裕がなくギリギリ。
準備は早いに越したことはないです。
前もって決められるなら早めに数か月前から計画を。
航空券も早めに予約した方がお得に購入できます。
パスポートの取得日数について
申請から受領までに、通常1週間程度(土・日・休日を除く)かかります。
引用元:パスポートの申請から受領まで(外務省)
ビザの取得日数について
ビザの申請から発給までに必要な期間は、申請内容に特に問題のない場合、申請受理の翌日から起算して5業務日ですが、申請数が多数に及ぶ場合には、それ以上の日数をいただくことがあります。
引用元:ビザ取得までの必要日数(外務省)
海外ひとり旅の準備の流れ
- 行き先を決める
- 入国制限とビザの要否のチェック
- 現地の治安チェック
- 旅先でしたいことを決める
- パスポートの申請
- スケジュール作成
- 現地の情報収集
- 航空券・ホテルの予約
- 持ち物の準備
- たびレジの登録
- スマホの通信・海外旅行保険
- 出発
1.行き先を決める
- 旅の期間、予算、何がしたいかに合わせて行き先を決定
- 決まらないなら航空券の安い国に行くのも一つの選択肢
まずは行き先から。
行き先が明確になっているなら言葉の不安は考えずに決めて大丈夫です。
英語が話せなくてもGoogle翻訳やポケトークを使えば何とかなります。
それでも不安ならアジア圏が旅しやすくておすすめです。
旅行できる期間、予算、あとは何がしたいかで行き先が絞られてきます。
行き先が決まらない場合は航空券を安く取れるところにするのもいいですね。
その場合は「スカイスキャナー」で目的地を入れずに検索すれば最安値をチェックできます。
2.入国制限とビザの要否のチェック
- 海外安全ホームページで入国制限とビザの要否をチェック
行き先の国が決まって航空券やホテル予約の前にチェックしておきたいのが入国制限。
タイミングによっては入国が難しかったり、入国までの手続きが面倒なこともあります。
早くスケジュールを決めたり予約をしたいところですが、入国制限を先に調べておいた方がスムーズに準備を進められます。
入国制限は外務省の海外安全ホームページでチェックできます。
>>> 海外安全ホームページ
ビザがいらない国についても外務省のホームページで。
>>> ビザが不要な国
3.現地の治安チェック
- 行き先の国の危険レベルを外務省ホームページでチェック
入国制限に問題ないと分かったら合わせてしたいのが治安のチェック。
外務省のホームページで危険レベルをチェックできます。
この危険レベルは何かあれば更新されるので、出発前にもよく確認しておいた方がいいですね。
観光であればレベル1以下の地域に行くようにします。
>>> 海外安全ホームページ(危険情報)
4.旅先でしたいことを決める
- 個人手配で行くなら大まかに決めれば大丈夫
- 出発までに明確にする
入国制限と危険レベルをチェックして問題なく行けることが分かったら、旅先でしたいことや観たいものを決めていきます。
ガイドブックやインターネット情報を参考に決めればいいですね。
チケットやアクティビティを探すなら「Klook」か「KKday」の予約サイトが日本語表示で分かりやすいです。当日予約できるものもあります。
5.パスポートの申請
- 申請から受領までは約1週間(土・日・休日を除く)
- 窓口に行く時間がなければ代理申請も可能
パスポートの申請に必要なもの
- 発給申請書 1通
- 戸籍謄本 1通
- 住民票の写し 1通
- 写真 1枚
- 身分証明書 1個
行き先と旅の目的が決まったらパスポートの申請。
申請から受け取りまで約1週間かかります。
パスポート申請窓口に行く必要がありますが、申請は代理の方でもOK。
ただし、受取りは本人のみになります。
パスポートには5年と10年タイプがあります。
更新の手間と費用を考えて、海外に行くのが1回限りでなければ10年タイプ。
パスポートを申請する大半の方は10年タイプを選ぶようです。
6.スケジュール作成
スケジュールは旅行計画作成アプリを使うとラク
行きたい場所が細かく決まっているならスケジュールと回るルートを決めます。
旅行の計画作成アプリ「Funliday」を使うと、観光スポットのルート設定までカンタン。
空港やホテルも選択すればルートを自動で作成してくれます。
特に行きたい場所が決まっていないならモデルコースを利用すれば悩まずにすみます。
7.現地の情報収集
- 行き先の国のルールやマナーをチェック
- チップの習慣
- 左手は不浄とされているため食事や物を渡すときは右手を使う
- 子供の頭をなでない
など。
国によってマナーが異なるので事前にチェックして注意したいところです。
8.航空券・ホテルの予約
航空券・ホテルは一括比較サイトで探すのがラク
航空券は「スカイスキャナー」、ホテルは「ホテルズコンバインド」で探すと予約サイトを一括検索できてラクに比較ができます。
その中から自分に合ったものを決めればOKです。
航空券やホテル予約サイトでは大抵クレジットカードが必要ですが、クレジットカードがない場合はこちらをご参考下さい。
9.持ち物の準備
必須の持ち物
- パスポート
- 航空券
- お金(クレジットカード含む)
持ち物は行き先の国によっても変わってきます。
最低限必要なのが、「パスポート」「航空券」「お金」。
この3つさえあれば、あとは現地調達でも何とかなります。
それ以外に必要な物は、持ち物アプリ「PackPoint」を使えばカンタンにチェックできますよ。
10. たびレジの登録
- いつでも登録可能
- 海外の安全情報をメールで受け取れる
たびレジは滞在先の最新の海外安全情報や緊急時の連絡メールを無料で受け取ることができるサービス。
外務省が出している情報サービスで滞在期間3か月未満の旅行者が対象です。
例えば、海外でデモが行われたりする場合にメールで情報を受け取れます。
こうした情報をもらえれば危険を避けることができます。
いつでも登録ができるので出発前までに。
11.スマホの通信・海外旅行保険
- スマホの通信はSIMかWi-fiレンタルか
- 海外旅行保険に加入するかどうか
海外に行っても日本と同じように使いたいスマホ。
海外に着いてすぐ通信できるようにすればグーグルマップや翻訳が使えて便利です。
Wi-fiレンタルという手もありますが、おすすめはahamoか楽天モバイルのSIM。
設定もラクで費用も安めです。
海外旅行保険については、まず手持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているか確認を。
クレジットカードが複数枚あるなら付帯の海外旅行保険の補償額は合算できます。(カードによっては合算できない物もあるため注意)
補償が不足している分だけを個別に海外旅行保険に入るといいですね。
なお、クレジットカードは海外旅行保険が自動付帯で無料発行のエポスカードがあると便利。
12.出発
- 忘れ物がないか荷物の再チェック
- 空港にはフライトの3時間前に行く
空港のチェックインはフライトの3時間前からできます。
飛行機に乗り慣れているのであれば2時間前でも問題ありません。
ですが、荷物を預けたりするのも時期によっては混雑します。
初めての海外ひとり旅であれば時間に余裕を持って行った方が安心できます。
あとは忘れ物がないように最終チェックを。
まとめ
初めての海外ひとり旅だと手続きや現地での滞在に不安を感じるのは当然。
でも手続きに関していえば、国内旅行で飛行機の旅をしたことがあるならそれにいくつか項目が増えるだけです。
最初は不安かもしれませんが、一度経験すれば慣れます。
あとは海外に行っていつもと違う環境を楽しむだけ。
日本と違う文化を感じるのはいい経験になりますよ。
ぜひ楽しい旅を。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
海外旅行をお得にする方法は以下の記事をご参考に。