海外購入のPCでWindowsの日本語表示ができない？ Pro版にアップグレードで解決

海外でWindowsのPCを購入したものの、表示言語を日本語に変更できず困ったことありませんか？

先日、タイで購入したASUS社のPCが Windows 11 Single Language Edition版 でした。

このバージョンだとWindowsの表示言語に日本語を選べないようです。（英語とタイ語のみでした）

キーボード入力は日本語にできますが、Windowsのメニュー・設定表示なども日本語の方がやっぱり見やすいんですよね。

今回、Windowsの表示言語をWindows 11 Proへアップグレードで解決できたのでご紹介します。

解決策：Windows 11 Proへのアップグレード

Pro版では表示言語を自由に変更できるため、日本語の選択が可能になります。

ほかの解決策がないかも調べたものの、このどちらかのようです。

日本語版のWindows11 を購入してインストール	¥19,360 (税込)
Windows11 Pro にアップグレード	¥13,824 (税込)

日本語版のWindows11なら多言語対応（Multi Language版）のようですが、

Proにアップグレードした方が手間も費用もかからなくてすみます。

Microsoft Storeからだと元の言語の制約が引き継がれる？

Microsoftコミュニティ内の情報では、以下の回答となっていました。

疑問に思ったので、Microsoft Storeからアップグレードしたところ、

問題なく日本語に変更できました。

Single Language Editionの言語制約が引き継がれることはなかったですね。

Windows 11 Proへのアップグレード手順

Microsoft ホームページ内の

Windows Home から Windows Pro へのアップグレード

に手順が書かれています

指示に従って購入手続きを行い、そのままインストールを完了します。

再起動後、Windows 11 Proが適用されます。

アップグレード後の表示言語の変更

Windows 11 Proへのアップグレードが完了したら、表示言語を日本語に変更できます。

以下の手順に従って設定を行うことができます。

① Settings（設定）を開く

スタートメニューをクリックし、「Settings（設定）」アイコン（歯車の形）を選択します。

または、「Windowsキー + I」で直接設定を開くこともできます。

②「Time & Language（時刻と言語）」を選択

設定メニューの中から「Time ＆ language（時刻と言語）」を選びます。

③「Language & Region（言語と地域）」を選択

「 Time & Language(時刻と言語)」セクション内にある「Language & Region（言語）と地域 」をクリックします。

④ Add a language（言語を追加する）

「Preferred languages（優先する言語）」の項目で「Add a language（言語を追加する）」ボタンをクリックします。

⑤ Japanese（日本語）を選択

言語のリストが表示されるので、「Japanese(日本語)」を検索して選択します。

その後、「Next(次へ)」をクリックして進みます。

⑥ Install language pack（言語パックのインストール）

「Install language pack（言語パックをインストール）」のオプションを確認します。

「Set as my Windows display language（表示言語として設定）」を選択した上で、「Install（インストール）」をクリックします。

⑦ Windows display language を日本語に選択

インストールが完了したら Windows display language で日本語を選択します。

その後、一度 Sign out（サインアウト）します。

サインインしなおすと、メニューや設定が日本語で表示されるようになります。

まとめ

海外で購入したWindows 11 PCの表示言語設定にお困りの場合は、Windows 11 Proへのアップグレードが簡単な解決策です。

Microsoft Storeからのアップグレードで問題なく日本語に切り替えることができます。

ご参考になれば幸いです。