海外旅行

1人で飛行機に乗るのが不安?海外ひとり旅でも乗り方が分かれば安心

この記事はこんな方におすすめです
  • 国際線の飛行機に初めて乗る方
  • 1人で飛行機に乗ることに不安がある方

国際線の飛行機に初めて一人で乗るとなると不安もありますよね。

乗り慣れてないと飛行機って特別なもののように感じます。

でも、飛行機の乗り方に不安があるなら、あらかじめ手順を知っておけば不安も和らぎますよ。

ここでは国際線の当日の乗り方についてご案内します。

ご参考になれば幸いです。

飛行機の乗り方が分かれば不安も解消

飛行機の乗り方から入国まで
  • 空港ターミナルに到着
  • チェックイン
  • 手荷物を預ける
  • 保安検査場へ
  • 出国審査
  • 搭乗ゲートに行く
  • 飛行機内へ
  • 到着
  • 入国審査
  • 荷物の受取り
  • 入国

空港ターミナルに到着

  • ターミナルを間違えないように注意
  • 初めての国際線なら3時間前に着くと安心

まずは空港の到着から。

航空会社や国内線・国際線によって空港ターミナルが分かれます。

空港ターミナルは航空会社のホームページで調べられます。

国際線なら空港には3時間前に着くと余裕を持って行動できます。

乗り慣れた人は90分前に行くこともありますが、混雑してたらギリギリの時間。

早めに着けばあせらずにすみます。

もしターミナルを間違えてしまったら…

  • 電車やモノレールで正しいターミナルに移動
  • ターミナル間を連絡するシャトルバスで移動

シャトルバスの運行時間は空港のホームページで調べられます。

近くの係員に聞いても教えてもらえます。

チェックイン

  • 出発ロビーでチェックイン
  • 出発の90分前までにはチェックインを済ませる

国際線のある大きな空港は出発ロビーと到着ロビーでフロアが分かれていることが大半。

空港のフロアガイドを見て出発ロビーに行きます。

チェックインカウンターも航空会社によって分かれています。

電光掲示板の案内をみればどこのカウンターに行けばいいか分かります。

国際線の場合、出発の90分前にはチェックインを済ませるといいですよ。

チェックインの開始時間は航空会社でちがいますが、出発の2~3時間前から始まります。

チェックインカウンターの締め切りは60分前までが標準。

混雑具合とその先の保安検査場を通ることも考えて早めのチェックインを。

チェックインカウンターと言っても、飛行機に乗るのに慣れてないと空港内のイメージがしづらいかもしれません。

そんな時は羽田空港ホームページにある動画を見ておくとイメージがつかめますよ。

どの空港でも航空会社によってチェックインカウンターが分かれています。

保安検査場は撮影NGなので動画にも映ってないですね。

預ける荷物がなければ自動チェックイン機で手続きができます。

その場合はチェックイン機にパスポートをかざすか、航空券の予約番号を入力します。

手荷物を預ける

  • 重量制限を超えないように注意
  • 預けられない物に注意

機内持ち込まない手荷物はチェックインカウンターで預けます。

預け荷物がなければ保安検査場へ。

預け荷物の重量制限は航空会社や座席のクラスによって変わってきます。

事前に確認して超えないようにご注意を。

重量制限を超えると追加料金がかかります。

預け荷物に入れられない物

  • モバイルバッテリー
  • ライター
  • 引火性のあるもの

預け荷物には禁止されているものや制限のあるものがあります。

ヘヤスプレーなどの引火性のないスプレー缶は容量制限内であれば預けられます。

特に気を付けたいのがバッテリー類。

モバイルバッテリーは機内持ち込みはできますが、預け荷物はNGです。

うっかり預け荷物の中に禁止物を入れると、あとで保安検査員によって処分されます。

また、パソコンは預け荷物にできますが、破損のおそれがあるため機内持ち込みの方がいいですね。(電子機器の本体に入っているバッテリーは預け荷物として可)

国によってはパソコンの預け荷物を禁止しているところもあるようです。

預け荷物の詳細については航空会社のホームページで調べられます。

保安検査場へ

  • 保安検査場は出発の60分前までに通過

荷物を預けたら保安検査場へ。

もし、時間に余裕があるなら保安検査場へ行く前に空港内を散策してもいいですね。

空港によっては展望デッキなどがあります。

保安検査場の場所と混み具合をチェックして大丈夫そうであればぜひ。

保安検査場では手荷物や身に付けているものに危険物がないかチェックします。

ポケット内にあるものや金属のベルトはトレイへ出してから検査を受けます。

  • 金属製のアクセサリ・ベルトは外す
  • ポケットの小銭・カギ・スマホはトレイへ
  • パソコン、モバイルバッテリーはカバンから出す
  • かかとが隠れるブーツは脱ぐ
  • コートなどの上着は脱いでトレイへ

保安検査場で没収されるもの

  • ペットボトル飲料
  • ハサミなどの刃物

国内線ではOKなペットボトル飲料も国際線では持ち込めません

安全上、100ml以上の容器に入った液体物を機内に持ち込めないルールとなっています。

機内への持ち込みが禁止されているものは没収されるのでご注意を。

もしハサミやマルチツール(ナイフ)などを持って行く場合は預け荷物に入れるように。

爪切りは機内へ持ち込めます。(ニッパー型は引っかかる可能性あり)

出国審査

  • パスポートと搭乗券を提示

出国審査ではパスポートと搭乗券を提示します。

その後、審査官によって行われる本人確認。

審査の後はパスポートに出国スタンプが押されて完了です。

今後も海外旅行に行くなら登録しておきたいのが出入国審査の自動化ゲート。

パスポートと指紋の認証だけでスムーズに日本での出入国審査が終わります。

パスポートへのスタンプもないため時間がかかりません。

羽田や成田などの主要な空港にはある自動化ゲート。

自動化ゲートの登録場所はこちらで確認できます。

搭乗ゲートに行く

  • 搭乗ゲートへは出発の30分前までに行く
  • 搭乗ゲートは変更になることもあるので注意

出国審査後は搭乗券に書かれたゲートに行きます。

たまにあるのが搭乗ゲートの急な変更。

その場合はアナウンスや電光掲示板で確認して移動します。

搭乗ゲートに着いたら、あとは搭乗案内があるまで待つだけです。

飛行機内へ

  • 入国カードがある場合は機内で書いておく

搭乗時刻になるとアナウンスで優先搭乗から案内があります。

その後に一般の案内。グループ分けで後部座席から始めに案内されることが多いです。

ANAだと窓際席から通路側席の順で案内があります。

機内では、座席でシートベルトをして離陸まで待ちます。

離陸してから安定飛行に入るまではシートベルトを外したり座席を後ろに倒したりできません。

また、安定飛行に入ったあとも窓側の席とかはトイレに行きづらかったりします。

できるだけトイレは機内に入る前にすませておくといいですよ。

それから、入国カードが必要な国では機内で渡されることが多いです。

機内で書いておけば入国審査がスムーズにできます。

もし機内で渡されなければ、現地の入国審査場(イミグレーション)の近くにあります。

到着

飛行機から降りたら入国審査(Immigration)へ向かいます。

機内に持ち込んだ荷物を忘れないように。

入国審査

  • パスポートと搭乗券
  • 顔写真の撮影や指紋チェック
  • 審査官の質問に答える

入国審査では身元や渡航目的などを確認されます。

審査が終わるとパスポートに入国のスタンプが押されます。

国によっては渡航目的などを質問されることがあるので、答えられるように準備しておくといいですね。

入国審査で質問されること

滞在目的について

質問:What’s the purpose of your visit?(滞在目的は何ですか?)

回答:For sightseeing.(観光です。)
   For business.(仕事です。)

滞在期間について

質問:How many days will you stay?(何日間滞在しますか?)

回答:3 days.(3日間です。)
   1 week.(1週間です。)

滞在先のホテルについて

質問:Where will you stay?(どこに滞在しますか。)

回答:At the ○○ in ●●.(●●エリアの〇〇ホテルです。) 
   going to stay at my friend’s place.(友だちの家に泊まります)

質問されず、審査官がチェックだけして入国スタンプを押すこともあります。

荷物の受取り

入国審査が終わったら荷物を受け取ります。

ターンテーブルがいくつかあり、出発時の便名と空港名が電光掲示板で表示されています。

荷物を取り間違えのないようにご注意を。

荷物を預けた時に渡される手荷物引換証(タグ)でチェックできます。

荷物が出てこなかったら

  • 空港の係員に聞く、手荷物引換証を見せます
  • 滞在中に見つかればホテルまで配送してもらえます

入国

空港の流しタクシーはぼったくりが多いので注意

入国まで終われば、いよいよ目的地へ移動。

空港からホテルや観光スポットまでタクシーで行く場合には注意が必要です。

特に東南アジアやインドでは空港の流しタクシーはぼったくりが多いんですよね。

ぼったくりを避けるためにはGrabやUberなどの配車アプリで呼ぶのがおすすめ。

料金も乗る前にアプリ上で分かり、ドライバーの口コミ評価もチェックできます。

料金も流しのタクシーより安めです。

(配車アプリは国によってさまざまです)

Grab Superapp
Grab Superapp
開発元:Grab.com
無料
posted withアプリーチ

Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
開発元:Uber Technologies, Inc.
無料
posted withアプリーチ

電車やバス、タクシー、どんな移動手段でも目的地までたどり着けば一安心ですね。

まとめ

出入国審査があって国内線と比べると少し手続きが増えますが、時間に余裕を持って行けば大丈夫。

早めに空港に行けば係員に聞いて教わったり、落ち着いて行動できます。

飛行機に乗り遅れさえしなければなんとかなります。

時間の部分を中心に整理すると以下の通りです。

  • 空港ターミナルへは出発の3時間前を目安に着く
  • チェックインは出発の90分前までに済ませる
  • 手荷物、預け荷物で禁止されているものに注意する
  • 保安検査場は出発の60分前までに通過する
  • 搭乗ゲートへは出発の30分前までに行く
  • 入国審査では質問に答えられるようにしておく

初めての国際線だと緊張しますが、一回乗って分かればどうってことありません。

慣れたら新幹線に乗るのと変わらない感覚で行けるようになりますよ。

そうなれば海外も身近に感じて行きやすくなります。

乗って慣れれば不安もなくなります、大丈夫。

ぜひ楽しい旅を。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

空港で時間があまって暇つぶしするならこちらの記事もご参考に。

ABOUT ME
ヒロ
ひとり旅をきっかけに海外移住を決意。 高校卒業してから18年勤めていた会社を辞め、東南アジアへ移住。 2021年:マレーシア、2022年~:タイで生活。 最近はVR英会話で英語を学び直し中。