- ひとり旅に出ようか悩んでいる方
- ひとり旅をしたことがない方
ひとり旅したいけど周りの目が気になってなかなか行動に移せない。
ひとりになる時間が欲しいのに、旅に行くかどうか悩んだまま時間が過ぎっていってしまう。
もし、そうやって行動に移せないのだとしたら少しもったいないですよね。
そんな方に不安の解消方法をお伝えします。
ひとり旅に出ようか迷っている方のご参考になれば幸いです。
目次
行きたい気持ちと不安のモヤモヤは何?
ひとり旅してみたいポジティブな気持ちと、それをためらうネガティブの入り混じったモヤモヤ感。
どちらか片方の気持ちだけなら、行くか辞めるか悩まず決断できるのに不思議ですよね。
分かっているようで意外と分からない自分の気持ち。
それでもひとり旅への憧れや行ってみたいと思う気持ちにはどんな理由がありますか?
思いつくまま紙に書き出してみるといいですよ。
そうして気持ちを視覚化することで一歩前進できます。
紙に書くのが面倒な方はマインドマップを使うと便利です。
理由は人それぞれ。
1つだけだったり、もしくは沢山あるかもしれません。
例えばですが、ひとり旅をしたい理由として
・自由きままにどこかへ行きたい
・人とのコミュニケーションに疲れた
・他の人と一緒だと素の自分を見せられない
・行動力をつけたい、自信を持てるようになりたい
・何も考えずにボーっとできる場所に行きたい
・何か新しいことに挑戦したい
・非日常でワクワクしたい
・旅先で新しい出会いを体験したい
・普段の生活がつまらず現実逃避したい
・とにかく美味しい物を食べたい
・キレイな景色を観て癒されたい
などがありますね。
行きたい気持ちが書けたら、今度は不安な気持ちを書いてみて下さい。
周りの目が気になる理由とすると、
・友達がいない寂しい人と思われる
・変わった人と思われる
・人と違うことをしているようで怖い
などでしょうか。
こちらも思いつくまま書き出してみると自分の正直な気持ちに気づけます。
行きたい気持ちがハッキリしてくると悩まずにすみます。
それでも、経験したことのないひとり旅に出るとなると、自分の行動に自信が持てなくて不安になりやすいですよね。
その不安が周りからの目を気にする原因でもあります。
周りの目が気になるのは他人から良く思われたい気持ちがあるということ。
その気持ち自体は悪いわけではありません。
ただ、気にしすぎが問題なんです。
旅先で名前も知らない赤の他人から良く思われたいなんて考える必要ないんです。
それに、思ったほど周りの人はあなたのことを見ていないですよ。
友達や知り合いからどう思われるか気になるなら、行くことを伝える必要もありません。
そんなに心配しなくて大丈夫です。
ひとり旅って特別で珍しいこと?
今の時代ひとり旅はそれほど珍しいことでもなく、老若男女問わず多くの方がしています。
おひとり様限定の旅行ツアーもあるくらいです。
ただ、自分が経験したことのないものって何か特別だったり、ハードルが高く感じたりしてしまうもの。
ひとり旅というとどんなものを想像しますか?
バックパッカーで海外旅行に行くこと?
泊りがけで遠出すること?
壮大な旅をすること?
日帰りはひとり旅とは言えない?
全然そんなことはないですよ。
遠くない場所に日帰りで行ってもひとり旅になります。
というよりどれもOKです。自分が満足できるならそれで十分。
どんな旅だとしても気にする必要なんてありません。
ひとり旅はこうあるべきなんて考えずもっと気軽に出かけて大丈夫です。
誰にとやかく言われるものでもないですし。
初めてだとハードルが高いように思えますが、経験してみると意外とそうでもないですよ。
周りの目が気にならなくなる方法
まずは、自分が思うほど他人はあなたのことを見てないという考えに切り替えるのが大事です。
いつもと違う場所に旅に出たなら、なおさら知り合いにも会わないですし注目されません。
周りがどうこうではなく自分が勝手に考えてしまっているだけなんです。
とはいえ、今まで気にしていたものをなくすのはカンタンじゃないですよね。
そこで、解決方法としては周りの目を気にする時間を作らないこと。
考えるヒマを与えないように旅先や移動中にすることを決めておくといいですよ。
意識が自分だけに向くようになります。
おすすめの方法を以下にご紹介します。
移動時
移動中はイヤホンをするといいですよ。
他人の話し声が聞こえなくなるだけでも周りの目が気にならなくなります。
特にノイズキャンセリング付きなら効果高め。
自分だけの時間に入れます。
そこで移動中の景色を眺めたり、好きな音楽を聴いていれば気持ちも明るくなります。
電車での移動なら読書もいいですね。
自分が楽しめそう、暇つぶしできるものを用意すれば何でもOKです。
目的地
目的地が観光地だとすると、周りもみんな自分が観たいものに夢中です。
みんな他人のことを気にしている場合じゃないんです。
あなたも自分が観たいものやしたいことをあらかじめ決めておくと、そこに意識が集中して周りのことが気にならなくなります。
それでも気になるなら、人が密集しない自然の多い場所やマイナーな場所に行くといいですね。
飲食店
外食だと人が集まりやすい場所に行くことになるので周りの目も気になりがち。
その場合は一人でも入りやすいカウンター席のあるお店を選ぶといいですよ。
カウンター席のある店なら店員さんも一人のお客さんに慣れていますし、他に一人で来るお客さんもいます。
ヒトサラやソロメシで検索すれば一人でも入りやすい店を見つけられます。
いくつか候補を選んでおくといいですね。
また、店の中での待ち時間も周りの目が気になるならここでもイヤホンが活躍します。
ひとり旅の良さ
スケジュールを自由に決められる
どこに行くのも、いつ行くかも自由。ひとり旅って気がラクで良いですよ。
誰かと一緒の旅行では勝手な行動をとるわけにいきませんが、ひとりなら好きなように動けます。その日の気分で予定変更だって可能。
誰にも気を使わず、素の自分を出せるので心が休まります。
ある程度スケジュールを決めておくと安心できますが、あくまで目安と考えておくといいですね。
その方が気軽に予定変更できますし、スケジュール通りにいかない場合も落ち着いていられます。
ひとり旅ならスケジュール通りいかなくても誰かに迷惑かけることもありません。
辞めたいと思ったら途中で引き返すこともできます。
行く場所も自由。初めは近場から
ひとり旅は遠くでも近くの場所でも自分の意思だけで自由に決められます。
ですが、慣れないことをしたり知らない場所に行こうとする時はどうしても不安はあるもの。
それならまずは近い場所でひとり旅の感覚を慣らしていくと良いですね。
日帰りならスケジュールも組みやすくて気軽に行けます。
行き先を決められないなら書店で旅行ガイドブックを見てみるのもいいですよ。
どんな所に行ってどんな物を観たいのかイメージできるようになります。
もしくは地図を眺めて直感で決めるのもいいですし、自宅から半径50km以内と決めて行きたい場所を探してみるのもありです。
まとめ 一度行ってみれば分かる
ひとり旅が自分に合うかどうか最終的には行ってみないと分かりません。
行かずに悩み続けてもスッキリする答えは出てこないものです。
その間に大切にすべき時間もどんどん過ぎていってしまいます。
それならば早めに一度経験することをおすすめします。
初めてのひとり旅だと、行く前や旅先で感じる不安もあるかもしれません。
予定通りに行かないこともあるかもしれません。
それも終わってみれば良い思い出になります。
また、ひとり旅の達成感や経験は自信につながります。
自信が出れば普段の生活でも周りの目が気にならなくなりますよ。
ひとり旅をした未来の自分を想像して、ぜひ一歩踏み出してみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
他人の評価が気になる方におすすめ
蛭子能収さんの「笑われる勇気」
自分にすごく正直で自由な生き方と独特の視点。
他人からどう思われようと気にしない考え方は参考になります。
文章も蛭子さんらしさ満載のゆるい感じで面白おかしく読めます。
この本を読むと心が軽くなりますよ。