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- VR英会話でどのような勉強をするのかご興味のある方
- VR英会話 スマート・チューターを使い始めた方
この記事では、
「VR英会話ってどんな感じで学習するの?」
「VR英会話で学習を始めたけれど、どのように進めていけばいいか分からない」
という方のために、VR英会話 スマート・チューター を使った学習の流れをご紹介します。
なお、この学習の流れは僕自身が6ヶ月勉強した中でやりやすいと思った方法をお伝えしています。
これが必ずしも正解というわけではありませんので、学習を進めるなかでご自身でアレンジして頂ければと思います。
これからVR英会話を始める方のご参考になれば幸いです。
まだVR英会話を始めてないという方はこちらの記事もご参考にどうぞ。
メリット・デメリットなどを書いています。
目次
まずはチュートリアルで操作方法を確認
このチュートリアルは初めてスマート・チューターを利用する時に使用します。
チュートリアルでは基本的な操作をAIが解説してくれます。
その後、実際のモードと同じようにリスニング、リーディング、翻訳、フリートークの一通りを使って英会話を聞いたり、話したりします。
AIの音声解説は英語ですが、日本語の字幕が表示されます。
操作に関しては複雑ではないので、使っているうちに慣れます。
学習コース
- 学習コースはビジネス英語メイン。日常英会話コースもある。
- ご自身の登録情報(英語スキル・仕事)からAIが学習コースを選定。
ビジネス英語がメインのスマート・チューターですが、学習コースの中には日常英会話もあります。
学習コースは、最初に登録するご自身の仕事内容や現在のスキルによって、AIが自動的に選んでくれます。
学習コースの内容がカンタンすぎたり、難しすぎるといった場合、途中であっても変更希望の連絡をすれば他のコースに変えられます。
表示されている学習コースを全てクリアできたら、AIによって新しいコースに入れ替えられます。
シナリオについて
スマート・チューターでは学習コース(テーマ)と、それがさらに細かい場面に分かれたシナリオがあります。
シナリオでは登場するキャラクターのセリフを使って英会話のやり取りをします。そこで会話フレーズを学びます。
1つの学習コースの中には12~13個のシナリオがあります。
そのうち、最初に学習できるのは4つ。それらをクリアすると次のシナリオが学習できるようになります。
すべてのシナリオをクリアすると、一つの学習コースが完了となります。
4つの学習モード
- リスニング
- リーディング (初級者は主にこれを学習)
- 翻訳
- フリートーク
各シナリオの中にはリスニング、リスニング、翻訳、フリートークの4つのモードがあります。
フリートークがないシナリオもあります。
オレンジ色になっている部分は、必ずクリアする必要のあるもの。クリアすると白色に変わり、チェックマークが付きます。
もともと、白くなっているモードは任意で学習できます。
クリアしなくても次に進めますが、できるだけ学習することでシナリオの会話内容がより分かるようになります。
リスニング
リスニングモードは、各キャラクターが話した内容を聞いた後、その内容を整理・要約して話します。
リスニング力とあわせて、スピーキング力のうち自分の言葉に言い替えるスキルを身に付けることができます。
英語力だけでなく、聞いた内容を整理する力も身に付きます。
単純に聞き取るだけでなく、要約して話すため難しいです。
リーディング
初級者にとって学習の一番メインとなるリーディングモード。
リーディングでは表示されたセリフをそのまま読み上げます。
リーディングには練習用のオーバーラッピングとリーディング本番があります。
オーバーラッピングをひたすら繰り返すことで、発音、リスニング力、スピーキング力における流暢さを鍛えます。
分からない単語やフレーズが出てきた場合は、それらを選択すると日本語訳を見ることができます。
オーバーラッピングでスラスラ言えるようになるまで練習したら、リーディング本番に進みます。
翻訳モード
翻訳モードでは日本語訳のみが表示されるので、それを英文で話します。
頭の中で日本語訳から英文に変える必要があります。
ですが、実際は翻訳というよりリーディングで覚えた英語のフレーズをそのまま会話の中で使う感じです。
日本語訳は英語のフレーズを思い出す時のための参考程度で、英文の暗記に近いです。
翻訳モード練習は部分英文翻訳となり、日本語訳の下に英文が表示されます。
ところどころ単語が空欄になっているので穴埋めで英文を完成させて話します。
フリートーク
フリートークでは、基本的にシナリオのことをAIから質問されて始まります。
質問に答えると、新たな質問がされるのでまたそれに答えます。
もしくは、こちらから何か質問すればAIが回答してくれます。
AIから質問された後、すぐに答えられなくても考えている間は待ってもらえます。
落ち着いて、言いたいことを整理してから話せば大丈夫です。
言いたいことが浮かんでこない場合は、画面左のヒントに書かれた文章をそのまま読み上げれば会話を続けることができます。
コースによってはフリートークモードがなかったりしますが、AI先生(体験版)というボタンがあり、それがフリートークにあたります。
AI先生(体験版)ではシナリオに関係なく、完全なフリートークをすることもできます。
(例えば、東京でおすすめのレストランはありますか?など)
どのタイミングでもいいのでAIに話しかけて、何を話したいか伝えれば話題を切り替えてくれます。
学習の進め方
- リスニング(練習)
- リーディング(練習・本番)
- 翻訳(練習・本番)
- リスニング(本番)
- フリートーク
- 初級者はリーディングがメイン
基本的には、VR画面に表示されているものを上から順に学習しますが、
リスニング本番(要約)は難しいので後回しにします。
選択する学習コースによって難易度が変わるので、最初はカンタンなコースを選んだ方がいいです。
レストランで注文する場面がある学習コースは、日常英会話としても使えるため比較的勉強しやすいです。
①リスニングモード(練習)
まずは、リスニング練習モードで会話内容を聞きます。
聞き取れなくても、何となくこんなことを言っているくらいで大丈夫です。
数回聞いてまったく分からなくても次のリーディングに進みます。
リーディングを練習することで聞き取れるようになります。
②リーディングモード(練習・本番)
初級者はこのリーディングモードをメインに学習します。
特にオーバーラッピング練習。
最初は学習時間のほとんどをオーバーラッピングにつぎ込みます。
このオーバーラッピングをすることで、リスニング力とスピーキング力がバランスよく強化されます。
オーバーラッピングができるようになったら、リーディング本番に進みます。
僕の場合、1つのシナリオのオーバーラッピング練習に1週間かかりました。1日2時間なので計14時間。
オーバーラッピングをひたすら続けて、スラスラ言えるようになるまで1フレーズを数十回繰り返します。日が経つにつれて少しずつ言えるようになってきます。
飽きることもあるので、その場合は他のシナリオのオーバーラッピングをひたすら繰り返します。
6ヶ月後の現在もオーバーラッピングを欠かさず学習しています。
③翻訳モード(練習・本番)
日本語訳を見ながら英語フレーズを話すというよりも、覚えた英語をそのまま話します。
自分の言葉に言い替えて話すこともできますが、それは中上級者になってから。
まずは覚えたフレーズをそのまま言えるようにします。
④リスニングモード(本番)
リーディングと翻訳でフレーズを覚えると、リスニングモードの会話内容が聞き取れるようになります。
(完璧に聞き取れなくても問題ありません)
このリスニング本番の一番難しいところは、聞いた内容を要約して自分の言葉で話すこと。
いきなり要約して話すのは難しいので、まずは覚えたセリフを基本的に使用します。
その際、一人称のI,Myなどを三人称に変えるなど、ほんの少しだけでいいので元々のセリフから言い替えるようにします。(キャラクター主体じゃなく、第三者の立場で説明)
最初のうちは、この一人称を変えて話すのも難しく感じます。
とりあえず、これでリスニング本番をクリアします。
他のシナリオのリスニング本番もクリアしていくことで、少しずつ他の言い替えができるようになってきます。
ある程度言い替えができるようになったら、文章全体を要約して自分の言葉で話すようにします。
要約は英語力だけではなくなってくるので、まずはほんの少しでも違う言葉に言い替えられればOKです。
フリートークをするタイミング
リスニング本番(要約)が少しできるようになった頃
フリートークをするにはリスニング力とスピーキング力の両方が必要です。
なので、リスニングモードの要約が少しできるくらいになった頃がちょうどいいと思います。
もちろん、フリートークモードをどのタイミングでも行うことはできるため、まずは試してみるのもいいですね。
ただ、ある程度のリスニング力がないと相手の話が理解できないので、会話がなかなか成立しません。
リスニング力を上げるにはオーバーラッピングを繰り返すことが大切。
自分の発音やリズムがお手本の音声と一致してくればリスニング力も自然と上がります。
相手の話していることが分かるようになってきたら、ようやくフリートークで自分の考えを伝えるスピーキング力を磨くことができます。
また、フリートークは難しいので最初はできなくて当然。
間違った言い方だったとしてもフリートークが終わった後にフィードバックしてもらえます。
AI相手でどれだけ間違えても恥ずかしくないのがVR英会話の魅力なので、たくさんチャレンジできます。
なお、フリートークモードに失敗すると称号をもらえます。失敗を恐れずどんどん練習しましょうとエールを送ってくれます。
ウィークリーチャレンジ
学習コースのほかに、毎週内容が入れ替わるウィークリーチャレンジがあります。
最近のニュースだったり、おすすめの本のこと、映画などカジュアルな内容のものもあったりします。
同じ学習コースだけ続けていると飽きることもあるので、ウィークリーチャレンジも使って勉強すると学習を続けやすいです。
まとめ
スマートチューターの学習にはリスニング、リーディング、翻訳、フリートークの4つがあり、初めのうちはリーディングをメインにした学習がおすすめです。
学習してもしばらくは効果を感じにくいので、学習のやり方が合っているのか不安になるかもしれません。
ですが、続けていると昨日分からなかったことが今日は少しだけ言える、聞こえるようになっていきます。
学習を始めた時の英語スキルや個人差もありますが、僕は数十時間やったくらいでは成長を感じられませんでした。
100時間を超えたくらいから、何となく前より良くなった、150時間続けて明らかに成長しているのが分かったという感じです。
そしてまた行き詰った時には過去に学習したシナリオをもう一度やり直すと、成長したことが分かります。
リスニング、リーディング、翻訳、フリートーク。色々なモードで学習できるので、試していく中でご自身に合ったベストな学習のやり方が見つかります。
僕自身もまだ勉強途中なので、お互い英語上達に向けて頑張りましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。