- おトクな外貨両替をお探しの方
- 海外旅行、留学、ワーホリに行く方
- 海外で現金を持ち歩きたくない方
- 帰国時に外貨を余らせたくない方
海外に行く時に必要になる外貨の両替。
この手数料が意外と高いんですよね。
特に空港での両替手数料は高く、空港以外で両替所を探すのも面倒。
もし、その手数料を節約できたらちょっと良い食事やショッピング、その他どんなことに使いますか?
それを可能にしてくれるのが、
両替所に行く必要もなく、安い手数料で両替ができます。
もっと早く持っておけばよかったと思えるくらい良いカードで、これから海外へ行く方におすすめです。
目次
Wise(ワイズ)って?
Wise(ワイズ)はイギリス・ロンドンを本拠地として、2011年から国際送金のサービスを展開している会社です。
(2021年に「Wise」へ名称変更。旧称はTransferWise (トランスファーワイズ))
2021年時点での利用者は1,300万人以上。
Wiseでは、利用者同士がWise口座にそれぞれの国の通貨を送金して集め、そこから必要な通貨を利用します。
中継する銀行をなくすことで手数料を抑えています。
(Wise公式サイトで表示される送金手数料=両替手数料)
両替は50か国以上の通貨に対応しています。
(2022/10時点では52か国の通貨)
Wiseを使って感じたメリットは以下の4つです。
デメリットも2つご紹介します。
メリット① 両替手数料が安い
・現地の銀行よりも安い両替手数料
Wiseの最大のメリットが両替手数料が安いこと。
両替手数料がどのくらいか、公式サイトで計算してみます。
現地で両替する場合と比べるため、
日本円(JPY)→ マレーシアリンギット(MYR)
で見てみます。
Wiseの為替レートには手数料が含まれず、別で計算されます。
Wiseで100,000円を両替した場合、
3,401.76MYR
手数料は721円(約0.7%)
になりました。(2022/3/28時点)
次に、現地で両替した場合の手数料を見てみます。
今回は両替所より為替レートが良い「銀行」を選択。
(クアラルンプール、スリアKLCC内の銀行)
現地の銀行で円→外貨にするには、
「BANK BUY] を見ます。
銀行側がそのレートで円を買うという意味です。
「BANK BUY」の為替レートには手数料が含まれます。
2022/3/28時点での両替は、
100円 → 3.3500MYR
100,000円の両替では3,350MYR
になりました。
Wiseと銀行の手数料を比べてみると、
両替金額 (MYR) | 両替金額 (円) | 手数料 (円) | |
Wise | 3,401.76 MYR | 99,279円 | 721円 |
現地銀行 | 3,350.00 MYR | 97,769円 | 2,231円 |
手数料 差額 | - | - | 1,510円 |
(手数料を含まない為替レート: 1JPY → 0.0342646 MYR)
Wiseの手数料は721円(0.8%)
銀行の手数料は2,231円(2.2%)
銀行と比べて1,510円も安くなります。
なお、現地の両替所の為替レートは、
100円JPY → 3.3400MYRでした。
空港だと為替レートがさらに悪くなります。
そう考えると、Wiseの両替手数料は格安です。
メリット② カードはタッチ決済可
ショッピングの支払いをデビットカードで、自身のWiseアカウントの口座残高分だけ利用できます。
カードブランドはMastercard(マスターカード)。
カード決済対応の店のほとんどで利用できます。
Wiseデビットカードはタッチ決済機能付きで、会計がスマートです。
タッチ決済では暗証番号の入力が不要で、カード決済端末にかざすだけ。
また、暗証番号入力での決済も可能で、その場合はカード決済端末に差し込みます。
海外旅行先での支払いをカードにすることで、余計な現金を持たず身軽になれます。
安全面で考えても現金の持ち歩きを最低限にできるのは良いですね。
メリット③ ATMで現金引き出し
- ATMで現金引き出し可、手数料が安い
- 両替所を探す手間がなく時間を節約
現金が必要な時は現地のATMで引き出しができます。
WiseだとATM引き出し手数料も安いです。
日本でWiseデビットカードを発行すると、
30,000円/月の引き出し手数料が無料
になります。
なお、引き出し回数は月2回までが無料の対象です。
ATM引き出し額 | 手数料 |
日本円で 30,000円分まで | 月2回まで無料 |
日本円で 30,000円を超える分 | 1.75% + 70円 |
引き出し額が30,000円を超える分、または引き出し回数が3回目以降になると手数料がかかります。
カード払いをメインにして、ATM引き出しを少なくすることで手数料を抑えられます。
2022年の現在、東南アジアでもキャッシュレス化は進んでいて、
ローカルな場所以外は大体カード払いができます。
また、ATMが使えることで両替所に行かなくて済むのもメリット。
レートの良い両替所を探す手間がなくなり、時間の節約にもなります。
マレーシアの場合、街の所々にATMがあり、探すのに苦労しません。
ショッピングモールに行けばまずあります。
メリット④ アプリで資金管理
スマホにWiseアプリを入れることで残高が確認できます。
カードで支払いを行うと自動で反映され、利用日、利用店名、利用金額の実績も残るため、資金管理がラクになります。
また、月毎の利用額も分かるようになっています。
自動で分類分けもしてくれるので見やすく、手間もかかりません。
残高が少なくなった場合はアプリ上から送金手続きができます。
デメリット① カード発行手数料
- 1,200円のカード発行手数料
- 年会費は無料
ここまではメリットをお伝えしましたが、デメリットも少しあるので紹介します。
Wiseデビットカードの発行に1,200円の費用がかかります。
海外に行くのは1回だけという方には少し割高に感じるかもしれません。
ただ、この費用で便利さが手に入ります。
両替手数料が安くなるため発行費用もすぐに回収できます。
何回か海外に行かれる方には特に重宝します。
なお、年会費はかかりません。
デビットカード発行後、自宅に届くまで約14日かかります。
海外旅行の時期に合わせて、早めの手続きが必要です。
デメリット② 利用できない通貨
利用ができない主な国
アフガニスタン、ブルンジ、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ、コンゴ民主共和国、キューバ、エリトリア、イラン、イラク、リビア、北朝鮮、パレスチナ領土、ソマリア、スーダン、南スーダン、シリア、ベネズエラ、イエメン
Wiseの両替は全ての国の通貨を扱えるわけではありません。
Wiseを利用できる通貨は、2022/10時点で52通貨となっています。
それ以外の国に行く場合は使用できないので注意が必要です。
ただ、メジャーな旅行先では大体使えるのであまり問題なさそうです。
両替可能な通貨は以下の通りです。
(画像をクリックして拡大できます)
Wiseのアカウント登録方法
- アカウント登録は5分で完了
- マイナンバーカードを用意
ここからはアカウント登録についてご紹介します。
両替方法は別途ご説明します。
まずは、Wise公式サイトに入ります。
登録手順①
アカウントに使用する「メールアドレス」を入力します。
登録手順②
「個人アカウント」か「法人アカウント」を選択します。
海外旅行で使用するなら個人アカウントになります。
登録手順③
「居住国」を選択します。
登録手順④
「電話番号」を入力します。
日本の国際電話の番号は「+81」から始まります。
090から始まる番号であれば、
0を除いた +81 90 ×××× ×××× です。
(+81 090 で入れても登録はできます)
登録手順⑤
SMSに届いた「6桁のセキュリティコード」を入力します。
登録手順⑥
任意の「パスワード」を設定します。
大文字、数字を含めた9文字以上が必要です。
登録手順⑦
「後で決める」を押すとホーム画面になります。
登録手順⑧
アカウント登録はこれで完了です。
両替方法については別途ご案内します。
まとめ Wiseデビットカードを持って海外に行こう
Wiseデビットカードは、海外に行くなら持っておいて損はないカード。
海外旅行や出張、ワーキングホリデーにも役立ちます。
節約できた手数料分のお金を貯めたり、食事をぜい沢にすることもできて最高です。
これからの海外旅行の必須アイテムと言えそうです。
海外に行かれる際はぜひこのカードをご利用下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。